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【妄想】蓄尿履歴 その2 ~クラスメイト後編~

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今回のお話は「蓄尿履歴」という中編?小説の第3話です。今回の話だけ読んでもいいですが、蓄尿履歴の仕組み等が分かりやすい為、読まれていない方は最初から読むことをオススメします。

第1話はこちら→蓄尿履歴 その1 ~妹編~

前回の話である第2話はこちら→蓄尿履歴 その2 ~クラスメイト前編~

俺は横山 陸(よこやま りく)。高校3年生の男子だ。今はクラスメイトである愛茉とデートをしている最中。こうやって淡々と話してはいるが、本当に夢のようだ・・・。

2人で映画館に来ていた俺は映画に夢中・・・と言いたいところだが、それは嘘だ。何故なら俺は今、隣に座る愛茉の膀胱の蓄尿量をリアルタイムで見ることができるからだ。

なぜそんな事ができるようになったのかは分からない。しかしこんな素晴らしい機能を使わない理由はない。次第に上がっていく愛茉の蓄尿量の数字に比例する形で、俺の興奮度も上がっていく。もはや映画なんか、俺にとってはどうでもいいくらいだった。

俺は数分おきに何度もスマホを見た。愛茉の蓄尿量は俺のスマホに表示されるようになっている。そんな蓄尿量の数値が900mlを超えた時、隣に座る愛茉に肩をトントンと叩かれた。まさかもう限界で・・・

愛茉「スマホばっかり見てどうしたの? 周りに迷惑だからやめなって!!」

彼女は俺の耳元で、小声でそう囁いたのだった。

陸「あっ・・・ご、ごめん!!」

俺は小声でもないくらいの声で返事をしてしまった。確かにスマホの光は周りのお客さんに迷惑だ。なんで俺はこんなことにも気づけないのか・・・。

俺は急いでスマホをポケットにしまった。見たい・・・蓄尿量が見たい。でもそれでは周りに迷惑をかけることになる。さらに言えば愛茉を幻滅させてしまうかもしれない。俺は自分の欲望を押し殺して、仕方なく映画の続きを観ることにした。

映画はなんでもないホラー作品だった。序盤は全く話が入ってこなかったが、観ていると意外と面白い。気が付けば俺は映画に夢中になっていった。これはさっきと違って本当だ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

しばらく時間が流れたある時、俺は右隣に座る愛茉の様子がおかしいことに気がついたのだった。背筋を伸ばしたり、体を右に左に動かしたり・・・端的にいうと、落ち着きがない。

陸(どうしたんだろう・・・あっそうか!!)

映画に夢中になっていた俺は、愛茉が今我慢しているものを思い出した。我ながら忘れてしまうなんて・・・バカを通り越して呆れてしまう。

俺は横目で愛茉を観察することにした。すると驚いた。彼女は思いっきり右手で股間を抑えているではないか。暗いからバレないとでも思っているのだろうか? おまけに体の揺れは相変わらずだ。まだまだ映画が終わる雰囲気じゃない。彼女の膀胱は持つのか、それとも諦めてトイレに立つのか、それとももう、この場で・・・

俺はいろんなパターンを考えながら興奮に浸っていた。またもや映画の内容がぶっ飛んでいく・・・。

そんな俺は次に、愛茉のドリンクに目をつけた。彼女はこんな時に限ってLサイズのコーラを頼んでいたのだった。俺と愛茉の間に置いてある彼女のドリンク。俺は彼女にバレぬよう、そっと愛茉のドリンクを持ち上げた。重さを鑑みて、大体だが半分くらいは飲んでいる様子だった。

俺はこのドリンクをどうにか全部飲んでもらわないかと考えていた。しかし明らかに尿意の限界が近い愛茉にとって、半分もドリンクを飲んでいること自体、奇跡に近い。

どうにかならないかと考えていた時、俺はふと、とある策を思いついたのだった。

陸「・・・愛茉、ちょっとごめん!!」

俺は小声で右隣にいる愛茉に話しかけた。そしてこんなことを言うのだった。

陸「俺のドリンクメロンソーダなんだけど、ここの映画館のドリンク、コーラと混ぜたら美味いんだって!!」

一か八かだった。でも愛茉ならなんとなく受け入れてくれそう、そう思っていたが、彼女の返事は予想外なものだった。

愛茉「今いいところなのにっ!! 話しかけないでよ!!」

まさか怒られるなんて思ってもみなかった。俺は既に彼女に幻滅されているのかもしれない。我ながら落ち着きがなさすぎる。しかし落ち着きがないのは彼女も一緒だ。意味は違うが。そして俺の暴走は止まらない。

ちなみにこの時、愛茉が股間から右手を離したのを見逃さなかった。俺におしっこを我慢していることを悟られたくないのだろう。正直もうバレバレだったが、その行動を可愛いと思うと同時に、非常に興奮してしまっている自分がいた。

陸「混ぜとくねっ!! 絶対美味いからさ!!」

俺は小声で話しかけながら愛茉の顔を見た。彼女は映画に集中していたが、少し首を縦に振った。俺はその返事ですぐに彼女のドリンクを取り出し、自分のドリンクに入っているメロンソーダを流し込んだのだった。

暗くてあまり見えなかったが、重さと音で量を判断し、恐らく満タン近くなったところで手を止めた。これを愛茉が全て飲み干してくれれば、俺のドリンクも半分飲んだことになるので嬉しい。まぁさすがに、そこまで上手くいくとは思えないが・・・。

俺は試しにそのドリンクを飲んでみた。割合は大体だが1対1となっていて、しっかりとメロン味のコーラが完成していた。味は思いのほか美味い。適当に言ったことなのに、適当に作っただけなのに、予想以上の出来に俺は驚いた。

陸「結構おいしいよ!!」

俺はまた小声で愛茉に話しかけた。すると彼女は今度は俺の方を見て、驚いた表情でこう言うのだった。

愛茉「陸くん・・・私のドリンク・・・ストローに口付けて飲んだの?」

頭が真っ白になった。なんてことをしているのだろう。間接キスになっていることに、全く気づかなかった。愛茉にドリンクを飲んでもらおうとした末の行動は、むしろ逆効果だ。こんなことをされては、愛茉がドリンクを飲んでくれるはずがない。そして俺はなんて返事をすればいいのだろう? 頭がパンクしそうになる。

陸「あっ、、ご、、、ごめん!!」

俺はもう謝ることしかできなかった。しかし愛茉は、なんとすぐにそのドリンクに手を伸ばしたのだった。

愛茉「別に・・・気にしないけど・・・///」

そんなことを言いながら、愛茉は数口ドリンクを飲んだ。不安だったが結果オーライ。おまけにお互い間接キス・・・嬉しすぎて上映中にも関わらず、叫びたい気持ちだった。

そんな愛茉はドリンクをドリンクホルダーに置いたその後すぐ、俺の肩をポンポンと叩いたのだった。

陸「どうした?」

愛茉「美味しいけど、ドリンクはもう・・・全部あげるよ」

陸「えっなんで?」

興奮度は急上昇した。恥ずかしそうだったが、もう俺に尿意を告白してしまうくらいだ。それくらい切羽詰まっている・・・俺はポケットに手を伸ばした。スマホを見たい・・・今、彼女の膀胱に溜まっている尿量が知りたい・・・・!!

俺はなんとかスマホの画面を見れないか策を考えていた時だった。また愛茉が話しかけてきたのだ。

俺にそう話かけた時、彼女は俺を見ながら股間を抑えていたのだった。さっきは俺の前で恥ずかしいからと無理にでも手を離していたはずが・・・もう興奮で頭がおかしくなりそうだ。

俺は周りを見渡した。あいにく列のほぼ中央に座っていた僕ら2人。かなりの人数に協力してもらわないと、トイレに立てないことは一目瞭然だ。俺は心を鬼にして、そして愛茉に心の中で謝りながら、こんなセリフを吐くのだった。

30分ほど前の愛茉のセリフをそのまま返す形になった。すると彼女は正面を向いた後、しばらくして僕の耳元でこう言うのだった。

泣きそうになっていた愛茉。しかし表情をよく見ると、どこか嬉しそうに見える気もしていた・・・。

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