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【妄想】蓄尿履歴 その2 ~クラスメイト前編~

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今回のお話は前作があります。今回の話だけ読んでもいいですが、蓄尿履歴の仕組み等が分かりやすい為、前作から読むことをオススメします。

前回の話はこちら→蓄尿履歴 その1 ~妹編~

愛茉「あっ!! 横山くんじゃーん!!」

それはある週末の夕方のこと。近所の地下街を歩いていた俺(陸(りく))は、たまたま高校のクラスメイトである愛茉(まな)と鉢合わせしたのだった。

愛茉「こんなところでビックリ!! 何してるの? お買い物?」

陸「んまぁーー。暇だったから適当に散歩・・・みたいな?」

愛茉「えー何それ。変なのっ‼笑」

愛茉はクラスで一番可愛い女の子だ。白を基調としたコートとグレーのマフラーがとてもよく似合っている。考えてもみれば、彼女の私服を見るのは初めてだった。

陸「お前も・・・1人なのか?」

愛茉「ううん。さっき中学の友達と久しぶりに遊んでいたの。今帰るところだった!!」

陸「そうか・・・」

俺はその一言だけを言い残し、その場を後にしようとした、その時だった。

愛茉「あの!! 横山くん!!」

俺はすぐに振り返ると、愛茉はすぐに口を開いた。

愛茉「ちょっと・・・付き合ってほしいんだけど・・・」

とても照れくさそうな表情で、彼女はそう言ったのだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

陸「・・・なんだよ、付き合うとか変な言い方するから勘違いするだろ笑」

愛茉「それはただの自意識過剰!!笑 で、何がいいと思う?」

すっかり夜になった頃、俺は愛茉を連れて小さなおもちゃ屋さんの商品を選んでいた。来週に控えている弟の誕生日プレゼントを選んでほしいという彼女の些細なお願いに、俺は付き合ってあげていたのだった。

アニメが分からない愛茉はプレゼント選びに悩んでいたみたいだった。どうやら俺は、愛茉の弟と好きなアニメキャラが同じらしい。だから俺に白羽の矢が立ったのだろう。

でも、俺は愛茉に好きなアニメなど教えたこともない。学校では軽く話す程度だが、なんでそんなことを知っているのかと正直驚いた。彼女が言うよう、俺はただの自意識過剰なのか。それとも無意識に教えてしまっていたのだろうか・・・。

考えてもみれば、今回はたまたま近所の地下街でバッタリ会っただけだ。やっぱり自意識過剰なのだろう。そんなことを思いながら俺は、一つのフィギュアに目をつけた。

陸「こ、、、これだ!! メチャメチャ可愛い!! 色彩も造形も完璧!!」

俺はガラスケースに入った1つのフィギュアを指差した。ついつい興奮してしまってガラスがコンコンと鳴ってしまい、少し恥ずかしくなった。

愛茉「ち、、ちょっと!! 3万とか高過ぎるって!!」

愛茉にそう言われて、俺は初めて値札が視界に入った。確かに3万円は高過ぎる。どう考えても女子高生が弟に送る誕生日プレゼントの値段ではない。

愛茉「はぁーーーー。ママに来月分のお小遣い先払いしてもらおうかなー。」

財布の中を見ながら愛茉は、レジに歩いていった。

愛茉「すいません店員さん。これください!!」

陸「か、、、買えるのかよ!! お前どんだけ金持ってんだ!! 3万だぞ?」

愛茉「ギリギリ持ってた。でももうこれで今月分の小遣いないや。来月分先に貰っとかないと・・・」

コイツは一体毎月いくら貰ってるんだ? しかもさっきまで中学時代の友人と遊んだ帰りだったんだぞ? 俺は彼女と彼女の弟が羨ましくて羨ましくて仕方がなかった。

愛茉「弟が喜ばなかったら、横山くんに後で全額払ってもらうからね!!」

帰り道、彼女はウキウキ顔でそんな言葉を俺に投げつけた。

陸「コイツ恐ろしいわ。勝手にプレゼント選びに付き合わせるわ、選んだら選んだでダメだったらこっちが払うのかよ・・・」

愛茉「3万円なりーーー笑」

愛茉は身軽にかけ出して、俺に笑顔を見せていた。憎たらしい奴だが可愛い過ぎる・・・悔しい。

陸「しかもなんで、俺に荷物を持たせるんだよ・・・」

プレゼント用に包装された箱を抱き抱えながら、俺はつい不満を漏らした。

愛茉「駅までだから、お願いーーー!!」

愛茉は本当に明るくて元気な女の子だ。俺とはそこまで仲が良いとは思ってなかったが、今の様子をクラスメイトの誰かに見られたら、付き合っていると勘違いされるかもしれない。でもそんな勘違いをされるのは、正直ちょっと嬉しい。笑

しばらくして、愛茉は少し先の公園を指差した。

愛茉「疲れたからちょっと休憩しようよ!! ほらあそこ!!」

公園に入ってすぐのベンチに俺と愛茉は腰かけた。2人の間にプレゼントを置く俺は、ちょっと恥ずかしい気持ちだった。

愛茉「クラスの誰かに見られたら、付き合ってるって思われちゃうかもね!!笑」

まさか愛茉からそんな事を言うなんて、考えもしなかった。

陸「そ、、そうだな・・・ハハハ笑」

もうすっかり暗くなった星空。薄暗いベンチ。一つしかない公園の明かりは、切れかけているのか時折チカチカと点滅していた。

愛茉「・・・あのさ、この前倒れちゃったみたいで学校休んでたけど、大丈夫だったの?」

陸「あっそうそう、いやなんでもなかったよ。心配かけてごめん!!」

俺は頭を掻きながら、愛茉に笑ってそう言った。

愛茉の不意打ちに俺はビクッとした。何の前触れもない彼女のトイレ発言。平静を装っていたつもりだが、もしかしたら分かる人には分かるくらいの反応だっただろう。先日見てしまった妹の蓄尿履歴を、俺はつい思い出してしまっていた。

愛茉「トイレ・・ないよね?」

愛茉は辺りを見渡していた。あいにく公衆トイレは設置されていないみたいだ。いや、設置されていたら彼女はここでトイレをするのか? 俺は一人で様々な妄想が捗った。

愛茉「しかも寒いし・・・」

トイレを探そうと一瞬立ち上がった彼女だったが、また座り込み、今度は寒さを訴えた。先日まで珍しく積もった大雪も、今ではほとんど解けている関東。しかしまだまだ寒いのに変わりはない。

陸「駅に行けば暖かいしトイレもあるだろ。なんでこんな所で休憩してんだよ」

真っ当なことを言ったと思った俺だったが、彼女の返答はとても意外なものだった。

愛茉「卒業ももう、そろそろだから・・・」

俺は返す言葉を迷ってしまった。

陸「は、、、はぁ?」

愛茉「横山くんとは進路も違うし・・・」

陸(えっ何これ? クラス一の美少女が俺に好意を寄せているのが見え見えの典型的なラブコメ展開かコレは・・・)

俺は脳がパンクしそうなほど、1人して思考がグルグル止まらなかった。どれだけ自意識過剰なのか自分は。いや、今回ばかりはそうでもないような気もするが・・・。

愛茉「今のうちに、私から一つお願いしたいことがあるんだけど・・・いい?」

陸「お前の弟のプレゼントを買うのに今付き合ってあげたろ。どんだけワガママなんだお前は笑」

愛茉はベンチの真ん中に置いていたプレゼントを端に置き、俺の真隣に寄ってきた。無意識にドキドキしてしまう。

愛茉の顔が俺の人生最大に近づいている。何でこんなことになっているんだ今日は。暇だったから適当に外出しようと思った数時間前の自分に、感謝した瞬間だった。

陸「・・・別に熱くはないと思うけど・・・」

俺は愛茉の額を触りながらそう言った。

愛茉「・・・んもうっ!! 違うもん!!」

急に立ち上がった愛茉は、今度は俺と荷物を置いて歩き出した。

愛茉「帰るよ、、、早くっ!!」

陸「何で怒ってんだよ・・・」

俺はプレゼントを持ちながら、そそくさと歩く愛茉の後ろをついて行った。

愛茉「軽い荷物を、わざわざどうも」

駅に着いた2人。俺は弟のプレゼントを愛茉に渡すと、彼女は嫌味ったらしい言い方でお礼を言った。

陸「あの、、ごめん、、何で怒ってるの?」

愛茉「知りませーん。さよーならーー。」

愛茉は一度も振り返ることなく改札をくぐり、乗り場まで急ぎ足で降りていった。まるで俺が一方的に悪かったような態度だった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

陸「あとは寝るだけだし、時間もちょっとあるからアニメでも観るかー!!」

数時間後の夜の11時。俺は自分の部屋のベッドの上で、いつものようにパソコンを起動した。愛茉と一緒に買い物をした影響で、彼女の弟も好きだという俺の推しが出ているアニメがまた観たくなったのだ。

1期の1話から劇場版までもう10周以上はしているはず。なんならセリフすら覚えてきた。出来ることなら1度記憶を消して、また1話目から楽しみたい。

そんなことを考えながらパソコンのデスクトップ画面を見ると、身に覚えはあるが、身に覚えのないファイルが右上に表示されていた。

俺はその場で固まってしまった・・・。

妹の時と同じように、エクセルの画面には超大型のテーブルが出ていた。俺にはもう身に覚えしかない。これは明らかにクラスメイトである愛茉の今日までの人生全ての蓄尿履歴だ。

陸「何で・・・愛茉のが見れるようになってんだよ・・・・!!」

俺は必死にテーブルを下にスクロールしていった。最後の列は39,875列目。妹の瑠奈より2年近く長く生きているというのに、今までの排尿回数は瑠奈よりも3500回ほど少なかった事に驚いた。

陸「ちょっと、瑠奈の履歴と比較してみるか!!」

俺はそう思って、以前保存した瑠奈の蓄尿履歴のファイルも開こうとした。しかしだった。

陸「ない、、、何で?」

いくら探しても、パソコンに保存したはずの瑠奈の蓄尿履歴が消えていた。念のためにと思ってタブレットにもデータを移しておいたのに、それすらもキレイに消えている。俺はもう何が何だか分からなくなっていた。

陸「待って何で消えてるの? 2人以上は同時に見れない仕組みになってるのかな?」

俺は記憶を遡ってみた。最後に瑠奈の蓄尿履歴を見たのは昨日の朝だった。朝のトイレを済ませた瑠奈の、560mlという尿量を今でも覚えている。

そしてそれは面白いことに、ファイルを移したタブレット側でもリアルタイムで彼女の蓄尿履歴が更新されていく事にも気づいていた。それなのに今は、愛茉の履歴しか見れないみたいだ。

ちょっと喪失感もあったが、今回の愛茉の場合は身内でもないから変な背徳感もない。しかもメチャメチャお顔が可愛いクラスメイトの履歴が見られるんだ。そう考えたら嬉しさの方が圧倒的だった。

陸「凄い・・・」

俺はついつい息を飲んだ。愛茉はどうやら普段からおしっこを我慢するクセがあるらしい。備考欄には瑠奈の時とは違って「尿意」ではなく「強い尿意」と表記されている履歴が非常に多かった。意図的に我慢している事が多いのだろう。

なんならほとんどが「強い尿意」で、たまに「尿意」「非常に強い尿意」という表記。逆に尿意のない排尿を表す無記入の備考欄は、履歴をいくら遡ってもほとんど見つからなかった。

陸「今日も我慢してたもんなー」

俺は一番最近の履歴を見てみた。備考欄には「強い尿意」という記載があり、なんと時間は今から1時間ほど前だったことに驚いた。

理由は分からないが、やっぱり愛茉はおしっこを我慢する癖があるようだ。そしてその時の蓄尿量を見て驚いた。

俺の体を強い興奮がゾクゾクと襲う。愛茉の最後のおしっこは21時55分となっていた。公園にいた時は確か20時になったばかりくらい。その時は800mlまでは溜まってなかったはずだが、それでもかなり大量のおしっこを膀胱に溜め込んでいたはずだ。

確かにあの時「トイレ行きたいんだよね」と多少我慢できるような言い方だったが、それでもあれから2時間近くも我慢する意味が分からない。あれからトイレに行くタイミングなど数えきれないほどあっただろう。そもそも彼女の蓄尿量は平均が600mlくらいで、毎回かなり多い事にも気がつく。

履歴は最近のを見る限り、500mlを下回ることがない。それに800ml台の蓄尿量でも「強い尿意」となっていて、まだ限界じゃない事にも驚きを隠せない。

陸「おいおい待て・・・なんなんだこれ・・・・」

そしてエクセルの一番下には検索欄が設けられていた。こんな機能、妹の瑠奈の時は間違いなく存在しなかったはずだ。何で機能が拡張しているのだろう? そしてさらにその下には、期間を選択する欄と、尿量を選択する欄も付いている。

陸「新機能がまだまだ・・・」

さらに「平均」「最大」「昇順」「降順」まで検索できたり、そして今現在の蓄尿量までリアルタイムで見れる機能まで備わっているではないか。これほどまでに高機能だと、妹の時の興奮度とはもはや比較にならないくらいだ。

現在の蓄尿量の欄には「87ml」と表示されていた。その隣には無記入の欄もあった。きっと彼女が尿意を催したらここに「尿意」と表示されるのだろう。なんて素晴らしすぎる新機能なんだ。

俺は驚きながらも恐る恐る検索欄をクリックしてみた。すると「無記入」「尿意」「強い尿意」「非常に強い尿意」「反射排尿」「夜尿」「失禁」「野外」「その他」と予想以上に多い選択肢がそこにあった。

陸「ヤバい心臓が持たない・・・これは・・あの・・愛茉の履歴なんだよな・・・」

俺はまず、「その他」をクリックしてみた。しかし反映されないようで、どうやらヒットしなかったようだ。

次は試しに「反射排尿」をクリックする。すると愛茉が赤ちゃんだった頃であろう履歴がとんでもない数でヒットした。しかし赤ちゃんの頃はさすがの愛茉も尿量は2桁mlで、見てもあんまり興奮しない。

次に俺は「夜尿」をクリックしてみた。すると検索結果は612回もあり、さらに俺の興奮は高まった。どうやら3歳の頃は、ほぼ毎晩オネショをしていたみたいだ。

履歴の一番最近は彼女が7歳の冬頃だった。小学1年生当時の愛茉はどうやら学校に行くある日、オネショをしてしまっていたらしい。過去のカレンダーをスマホで調べてみるとその日付は平日みたいなので、普通に学校に行っていればまず間違いないはずだ。

次に俺は「野外」が気になってクリックしてみた。恐らく野ションを表しているのだろう。俺はドキドキしながらも、ヒットした検索をみてみた。

陸「2件ヒットしてる・・・」

どうやら彼女は過去に2度も野ションをしてしまっているらしい。日付を見てみると1回目は、彼女が4歳の頃で尿量は186mlだった。恐らく何かトラブルがあったんだろう。そして2回目は割と最近だったので驚いた。何と愛茉が17歳の頃だった。去年だ。

俺はその時の尿量を見て驚いた。なんと1,266mlとなっていて、外でおしっこをしてしまう理由も明白だった。もちろん愛茉にそんな過去があったなんて、本来なら知る由もない。俺は自分だけ知れる彼女の蓄尿履歴というとんでもなくプライベートな記録を前に、本格的に心臓が持たなくなってきた。

俺の手はやはり止まらず、次は尿量を検索する機能に目をつけた。「」mlと表示されている検索窓に「1000」と打ち、彼女の1リットル以上の蓄尿を見てみる事にした。

すると検索結果は143回にものぼり、備考欄にはさっき見た「野外」という1件と「失禁」という1件も出てきていた。それ以外は総じて「非常に強い尿意」となっている。つまりこの2件以外はちゃんと、トイレでおしっこを出したのだろう。

「失禁」の欄を見てみると、日付は2021年の1月24日となっていた。尿量はこの時も多く、なんと1,095mlだった。彼女や僕が中学3年生の頃のことだ。過去のカレンダーを見てみるとどうやら日曜日らしい。

つまり彼女はその週末、何かしらのトラブルで尿意が限界になってしまい、1.1リットル近いおしっこを膀胱に溜め込んだ後、我慢できずにどこかで漏らしてしまったらしい。一体何があったのだろう? 俺はもう、この場で自家発電に励んでしまっていた・・・。

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