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【妄想長編小説】排尿税 ~第4話 個室の中から~

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※このページは長編小説『排尿税』の第4話です。
第1話から読みたい方はこちら→ホームルームの粗相
前回の話はこちら→第3話 病室の尿瓶

名前 人物 血液型
戸塚 秋菜
(とつか あきな)
本作の主人公。天真爛漫で元気いっぱいだが、多少空気の読めない所あり。 B型
旭 夏海
(あさひ なつみ)
秋菜と幼馴染。秋菜ほどではないが、普段から明るく好印象。頭もいい。 A型
金沢 心春
(かなざわ こはる)
普段は口数の少ない静かな女の子。いつも教室で小説を読んでいる。黒縁のメガネが特徴。 O型
磯子 雨音
(いそご あまね)
第4話から初登場。控えめな学年一の美少女。秋菜達とは唯一クラスが違う。 A型

夏海「金沢さん帰ってきて良かったね。」

秋菜「うん!! 腎盂腎炎って言ってたっけ?とにかく治ったみたいで良かったよ!!」

心春のお見舞いから1週間後。彼女は無事退院し、クラスにも戻ってきていた。相変わらず教室での存在感が薄いが、秋菜にとっては一段とクラスが華やかになったように見える。

秋菜「トイレ行きたいっ!!」

夏海「それなら一緒に行こうよ!!」

2人は4限目前の休み時間にトイレを済ませる為、教室を出て廊下を歩き始めた。

夏海「金沢さんと連絡は取ってるの?」

秋菜「うん!! 朝も夜もメッセージ送り合ってるよ!! 色んな話してる!!」

夏海「金沢さんって案外、秋菜の事が好きなのかもね?笑」

そんな会話をしているうちに2人はトイレの前に到着した。誰もいないはずなのに電気が点けっぱなしだ。多少の違和感があったが、2人はそのままトイレの中へと入っていく。

秋菜「ヤバイヤバイっ!! 漏れちゃうよーーー!!」

トイレに到着した途端、秋菜は突然股間を押さえて一番手前の個室へ駆け込みながら入っていった。その様子を見た夏海は心配そうな表情になる。

夏海「・・・そんなに我慢してたの?」

秋菜「心春ちゃんを見習って水分多めに摂ってたし、朝のトイレ以来だよーーー!!」

夏海「それで金沢さん入院しちゃったのに?真似してどうするの?」

ガチャッッ!!

そんな夏海の問いかけにも答える余裕がなく、秋菜は勢いよく個室の鍵を閉めた。服の擦れる音が聞こえた後、彼女の排尿音が聞こえてくる。

勢いよく放たれた秋菜のおしっこは、シューッッという排尿音と共に、ジャバジャバと音を立てながら洋式便器を叩きつけていた。

夏海「思いっきり聞こえるじゃん・・・///」

恥じる様子のない秋菜の排尿音がトイレ内全体に大きく響き渡っていた。これには聞いている側の夏海の頬が赤くなる。

秋菜「いっぱい出るよ!! 止まんないよ凄いよーーー!!笑」

さらに秋菜の明るい声が聞こえて来るが、一方で排尿音も変わらず強めに聞こえていた。

夏海「・・・もうちょっと恥じらいというものを持ったらどうなの?笑」

秋菜のおしっこは30秒近く続いた後に徐々に弱くなり、そして止まった。

秋菜「ふぅ〜〜〜!! スッキリしたぁーーー!!」

ジャーーーーーッッッ!!

トイレの流す音が聞こえてきて、しばらくすると秋菜がトイレから出てきた。

秋菜「いっぱい出たよ!! 普段の2倍くらい?もしかすると感覚的に3倍かも?凄いスッキリ!! ほら、お腹も凄い張ってたのにこんなにぺったんこ!!」

夏海「・・・我慢は良くないんじゃない?」

スカート越しに下腹部をさする秋菜を見て、夏海は少し心配そうにしていた。しかし秋菜はあっけらかんとした様子だった。

秋菜「とは言っても節税だよ!! 秋までに膀胱を鍛えなきゃ!!」

秋菜は笑顔のまま手洗い場へと歩いていき、蛇口を捻って手を洗いながら話を続けた。

秋菜「でも膀胱って本当にいっぱい入るんだね!! 実はちょっと前から心春ちゃんにトイレの事を忘れたりするとか、我慢のコツを色々教えてもらってたんだよね!!」

夏海「入院した人の真似はやめた方がいいよ・・・。」

秋菜「でも今回はさすがに限界で、トイレを見た瞬間本当に漏れそうになったよ!! これ人間に備わってる”条件反射”ってヤツなんだってさ!! 心春ちゃんって知識もあって頭良いよね!!」

夏海「・・・だから!!」

夏海がたまらず大声を出した時だった。

カタッッ!!

秋菜 夏海「えっ・・・?」

何やらトイレの奥の方から物音が聞こえた。2人は同時に目を合わせた事で、これは気のせいじゃないという事を確信する。

秋菜「誰かいるの・・・?」

夏海「分からない・・・。」

さっきまで大きな声で会話をしていた2人は急に小声で話し始めた。個室の扉は全て閉まっているが、鍵のかかった所は一つもない。

秋菜「誰かいますかーーー?」

秋菜の問いかけにも一切反応はなかった。2人は不思議そうに顔を見合わせるしかなく、夏海は少し怖がっているようにも見えた。

夏海「いるよね?多分。」

秋菜「一つ一つ見て見ていくしかないかな?」

秋菜は手を洗い終わり、夏海にハンカチをねだるジェスチャーをしていた。呆れながら夏海は持っていたハンカチを秋菜に渡す。

ギィーーー・・・。

秋菜「いない!!」

ギィーーー・・・。

秋菜「ここにもいない!!」

手を拭き終わった秋菜は次に、個室の扉を手前から順番に開いて、中に人がいないかを確認していた。まるで怪談のクライマックスシーンのようだ。

ギィーーー・・・。

秋菜「うわっ!!」

そして一番奥の個室を開けた途端、秋菜は驚いて尻もちをついた。

夏海「だ、大丈夫?」

秋菜「大丈夫だよっ!! でもビックリしたぁーーー!!笑」

秋菜の様子を見てちょっとだけ安心した夏海は、ゆっくり秋菜の方へと駆け寄った。そして2人は覚悟して、もう一度最奥の個室の扉を一緒に開いてみる・・・。

雨音「ご、ごめん・・・。」

個室の中には、制服を着たまま洋式便器にちょこんと座っている1人の女の子が居た。よく見ると目を真っ赤にして、頬には涙が流れている。

秋菜「雨音ちゃんじゃん!! どうして泣いてるの?大丈夫?」

夏海「こっちこそごめん!! 私達の声が大きかったよね?磯子さん大丈夫?」

彼女は秋菜と夏海と2年生まで同じクラスだった磯子 雨音いそご あまねだった。3年生に進級してC組となった彼女を見るのは初めてだ。

雨音「ごめん。ちょっと家で色々あって・・・。」

彼女は身長153cmで細身の女の子。学年一と言えるくらいの美少女で、周囲に気配りが出来る控えめな性格だった。もちろん周りの生徒達からも人気も高い。

そんな彼女が目を真っ赤にして泣いている様子を見ると、2人はいてもたってもいられなくなってしまった。

秋菜「大丈夫?話したくないならいいけど・・・。」

キンコーンカンコーン

そうこうしているうちに4限目を知らせる鐘が鳴ってしまった。しかし2人は気にする事なく、秋菜はしゃがんで雨音に目線を合わせ、夏海は持っているハンカチを雨音に渡すのだった・・・。

秋菜「・・・退学?ヤバイじゃん!!」

雨音「現時点での最悪の場合の話ね?」

秋菜「でもどうして・・・?」

雨音「だって私、実家が個人経営の居酒屋だから・・・。」

秋菜「そうなんだ。ふーーーん?」

秋菜は話の意図が分からずキョトンとしていたが、夏海はすぐに雨音の言いたい事を察した。

夏海「居酒屋って今、結構経営が危ないもんねー。」

秋菜「どういう事?」

夏海「居酒屋だよ?お酒飲んだらトイレ近くなるんだよ?」

秋菜「あーなるほど!!」

利尿を促す飲酒などは、既に敬遠するような社会になりつつあった。元々ギリギリだった磯子家の家計は、排尿税により大きな打撃を受けてしまっていたのだ。

雨音「今日、朝から2学期の学費が払えないってお母さんに言われてしまって・・・。」

夏海「きっつ・・・。」

秋菜「何か救済措置はないの?」

雨音「公立へ転入する方法はあるけど、私はやっぱりこの高校で卒業したかった・・・。」

秋菜「3年まで進級してそれは辛いよね。」

夏海「ここって学費高いもんねー。」

雨音「制服が可愛いからずっとこの高校に憧れて入学したの・・・。もちろん高い学費がかかるのは親に申し訳ないとは思ってたけど・・・。」

雨音は涙をポロポロと流し始めてしまった。乾き始めた頬がまた涙で濡れていく。

秋菜「先生に相談してみなよ!! 今の時代なんでもあるし、きっと公的な救済措置もあると思うから一人で抱え込まないでっ!!」

もちろん秋菜と夏海だけではどうする事も出来ない問題だった。秋菜はただ雨音の手をギュッと握り締める事しか出来ない。

雨音「ありがとう。それにごめん!! もうとっくに授業始まってるし、もう大丈夫だから・・・。」

秋菜「うん!! じゃあまたね!!」

夏海「バイバーイ!!」

雨音「あっちょっと待って!!」

トイレの中でお別れをしようとしたが、すぐに雨音に呼び止められてしまった。2人は慌てて足を止めて振り返る。

秋菜「どうしたの?」

雨音「2人はもう、手術って終わったの?あの納税の手術・・・///」

雨音は恥ずかしそうにしながら、スカートの裾をギュッと握り締めて俯いていた。秋菜と夏海の2人は再度、雨音の元へと足を運んだ。

夏海「どっちもまだだよ。磯子さんは?」

雨音「先週手術を受けて来たの。アプリも取ってるけど使い方がイマイチ分かりづらくて・・・。」

秋菜「どれどれ?見せてみてよ!!」

雨音はスカートのポケットからスマホを取り出した。秋菜は彼女の元に駆け寄って、興味津々にスマホの画面を見つめている。

雨音「これなんだけど、どこをタップすればトイレの回数とか見れるの?」

秋菜「確かにちょっと分かりにくいけど、ここだよここ!!」

雨音「・・・ホントだ!! なんで知ってるの?」

秋菜「この前、誕生日が早いクラスメイトにスマホ見せてもらったんだー!! その子身長高くて可愛いんだよ!! 心春ちゃんって言うんだけど・・・。」

雨音「そ、そうなんだ///」

スマホの画面をジロジロ見る秋菜を見て、雨音は頬が赤くなった。そこには本日の排尿回数が記録されているはずだが、回数はいまだにゼロだった。

夏海「あれ?ここって今日のトイレ回数が表示されるページだよね?」

秋菜「今日って何日だっけ?日付合ってるよね?」

不思議そうに目を合わせる秋菜と夏海の前で、雨音はちょっと得意気な様子になり、スカート越しに下腹部をさすっていた。

秋菜「嘘でしょ?朝のトイレも?」

夏海「それだけ我慢した状態で、しかも服を着たままトイレの便座に座ってるの?信じられない!!」

秋菜「私なら条件反射で絶対に漏らしちゃうよーーっ!!」

2人は今まで雨音が尿意を我慢しているようには全く見えなかった。しかしよく見てみると、彼女の華奢な体型には似合わない、スカート越しのぽっこりとした下腹部が目に入る。

雨音「私の家、そんなに裕福じゃないもん。私立は学費がかかるから、尿意を我慢して取り返さないと!!」

秋菜「でも手術を終えたってだけで、誕生日はまだなんだよね?」

雨音「うん!! 誕生日は6月23日。再来月だからまだまだ練習期間残ってる!!」

雨音は笑顔でそう答えたが、夏海は心配そうな表情を浮かべながら話し始めた。

夏海「あのね。さっき秋菜が話してた心春ちゃんて子はさ、我慢し過ぎて腎盂腎炎になって入院したの。節税とか言うけどさ、本当にそこはほどほどにした方がいいよ・・・。」

雨音「そ、そうなの?膀胱炎とかではなくて・・・?」

夏海と雨音は真剣な話をしていたが、秋菜だけは無意識に雨音の下腹部に手が伸びていた。

秋菜「待って!! このお腹ってもしかしておしっこ?」

スカート越しでもまんまるになっている雨音の下腹部に、秋菜は興味津々だった。そしてその膨らみを指で押して、弾力を確かめたくなってしまったのだ。

秋菜「私もさっきまで我慢してたんだ!! 我慢してるとお腹って膨らむよね?雨音ちゃんは私よりも断然膨らんでる!! 膀胱が大きいのかな?」

雨音「ちょっとやめて本当に出る!! 昨日の夜から出してないの!! 本当に無理なんだってば///」

夏海「秋菜!! やめなよ!!」

夏海の声かけも遅かった。雨音は便器に座っている状態で、パンツを穿いたままおしっこを漏らしてしまったのだ。

雨音「もうーーー!! お腹押さないでって言ったのにーーー!!」

秋菜「ご、ごめん。まさか本当に漏らすなんて思わなかったよ!! 我慢強い子だと思ってたから・・・。」

雨音「我慢は出来るけど物理的な刺激にはめっぽう弱いのーーー!!」

秋菜「ご・・・ごめん!!」

授業時間も中盤に差し掛かる頃、3年生の教室から一番近い女子トイレでは、3人の声が大きく響き渡っていた。

そしてその女子トイレの前では、秋菜と夏海の担任である溝口という男性教諭が、彼女達の声や放尿音に必死に耳を傾けていたのだった・・・。

〜つづく〜

前回の話はこちら→第3話 病室の尿瓶
はじめから読みたい方はこちら→第1話 ホームルームの粗相

帰りのバスでの出来事
バスって電車以上にピンチ度が高いと思うのですが、皆さんはいかがですか?

女子付き物件
どうでもいいけど、この女の子に給料って出るのかな?(それはお前が決めろよw)

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