はじめに
このページはトランプゲームの大富豪(大貧民)をおしがまゲーム用にアレンジした「おしがま大富豪」を大学生の男女6人が遊んでみたという設定で妄想をスタートさせます。
今回、僕の妄想世界で出演する6人の大学生は以下の通りです↓
名前 | 性別 | 性格など |
航(こう) | 男 | ゲームの主催者 6人ともパリピだけど、その中でもこいつが一番パリピ笑 |
龍太(りゅうた) | 男 | 航とは幼稚園からの幼馴染み 頭はいいがたまにポンコツ |
昭仁(あきひと) | 男 | 航とは大学時代に知り合った仲 |
鞘奈(さやな) | 女 | おしとやかだけどたまに毒舌 ちなみにトイレは近いほう |
紬(つむぎ) | 女 | 航の彼女で何もかもが普通 キングオブ平凡 トイレの頻度も普通w |
舞(まい) | 女 | 鞘奈とは高校時代からの付き合い ちなみにトイレはかなり遠い |
大富豪はローカルルールも多いと有名ですが、今回はおしがま用に合うローカルルールを重点的に採用しています。「俺の地元ではそんなルールない!!」とか言われても僕は知りません笑
そもそも「大富豪」のルールを知らないという方は、外部リンクですがこちらをご覧ください!!
割と普通に楽しそうなので、おしがま界隈の人たちで実際に集まってやってくれないか願ったり叶わなかったり笑
でも実際にやると凄い短時間に超大量の水分を摂取することになるので、水中毒のリスクもあります。割と危険だと思いますのでやっぱりやらない方がいいかもw
ルール説明
進め方は基本的に、一般的な大富豪と同じです。ただ、場が流れる度に最後に手札から出した人以外は、100mlのお水が入ったコップが手元に置かれていきます。

↑の場合だと、航以外の5人は100mlの水が入った紙コップを1杯貰います。
上がった順に大富豪(1位)、富豪(2位)、平民(3位)、平民(4位)、貧民(5位)、大貧民(最下位)と順位を付けていき、次のゲーム開始時に前戦で溜まった何杯ものコップのお水を一気に飲みます。
また、その水を飲む前に、大富豪は大貧民に2杯のお水が入ったコップを渡します。同じように富豪も貧民に1杯のお水が入ったコップを渡します↓

大貧民を継続すればするほど飲む水の量が増えていきます。ゲームは全部で5戦1セット!! 終わるまでに漏らしたら無条件で大貧民です!!
ちなみにおしがま大富豪は、お水の交換がメインなので、大富豪になっても大貧民から強いカードを2枚貰えたりなんてことはありません。あくまで移動するのはお水のみです。
なので一度大貧民になったら抜け出しにくくなるようなこともなく、カードの運次第では大貧民から一気に大富豪もあり得ます。
大まかな流れはこんな感じです。次はローカルルールについて解説していきます。
8切り
8切りは一番メジャーなローカルルール。これが出れば無条件で場が流れます。つまり、8を出したらその人以外、飲む水の量が増えるわけです。
もちろんいつでも8が出せるわけではないので、出すタイミングが大事になってきます。持っていると飲む水の量が減らせるので、これは運次第!!
イレブンバック
イレブンバックは僕が大学時代によくやってたルールだったので採用させていただきました。J(ジャック)が場札に出た場合(階段は除く)、一時的にカードの強さがジョーカー以外反転します。
場が流れるまで革命状態ということです。
7渡し
ここからちょっとマイナーなローカルルールです。僕にとってはお馴染みのルールですが、ここからがおしがま大富豪の醍醐味なので、説明します。
場に7が出た場合、その7のカードの枚数だけ次のプレイヤーに自分のコップを渡すことが出来ます。
自分のコップが増えても、手札に7があればちょっとは安心ですね笑
10捨て
これも7渡し同様、ちょっとマイナーなローカルルールです。内容は名前の通り、10が場に出ると、出したプレイヤーは出した枚数分だけのコップを捨てることが出来ます。
これも7同様、持っていると安心なカードです。保身の為に欲しいですよね。笑
その他
その他にも今回のおしがま大富豪にはしばり、都落ち、あがり禁止札(8,2,ジョーカー)、スペ3返しなどがありますが、先ほどの載せたリンクに説明があるので、今回は割愛させていただきます。
前置きが長くなりましたが、以上のことを踏まえて、男女6人によるおしがま大富豪をご覧ください!!
第1戦目
龍太「ダイヤの3持ってる人ーーー!!」
昭仁「俺だ!!」
航「なら昭仁から時計回りで始めるぞ!!」
ある日の航の家。部屋に集まった大学生の6人は、彼が考えたおしがま大富豪を開催中だった。はじめにみんなトイレに行って、膀胱をリセットしてからスタート。
鞘奈「これ、絶対すぐにトイレ行きたくなるやつ笑」
舞「漏らしたら終わりとかマジ無理!!」
紬「とにかく早く終わらせよう!! 5戦終わらないとトイレ行けないんでしょう?」
6人とも真剣に各々のカードを見つめていた。順番は昭仁→舞→航→鞘奈→龍太→紬となっている。
昭仁「まずは5のペア!!」
舞「9!!」
航「俺パスだ」
鞘奈「12!!」
龍太「エースを2枚っ!!」
紬「これはパスでしょ」
ここで初めて場が流れた。龍太以外の5人に100mlのお水が入った紙コップが渡される。
鞘奈「まだ飲まなくてもいいのよね?」
航「おう。2戦目に入る直前にみんなで一気だ」
はじめはみんな航にルールを聞いてばかりのゲームだった。そもそもこんな催し物に、何も言わずに従う5人は何を考えているのか・・・笑
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
舞「私の勝ち!!」
約10分後、舞が最後の手札を場に出した。これで大富豪は舞に決定!! と、思いきや・・・
龍太「おい!! 舞のヤツ2であがってんぞ!! 反則上がりだ!!」
航「マジだ!! アホじゃんwww」
舞「待って何それ聞いてない!! 嘘!!」
なんと舞は反則あがりだった。つまり、これで舞の大貧民が決定。
舞「ひどい!! 言ってなかったじゃん!! そんなルール知らないよ!!」
鞘奈「いや言ってたよ? 私聞いてたもん!!」
昭仁「はいあーがりっ!! 俺が大富豪!!」
手探り状態の初戦を終えた。順位は以下の通りだった。
大富豪 | 昭仁 | コップ4杯→2杯(200ml) |
富豪 | 航 | コップ6杯→5杯(500ml) |
平民 | 鞘奈 | コップ7杯(700ml) |
平民 | 龍太 | コップ9杯(900ml) |
貧民 | 紬 | コップ11杯→12杯(1200ml) |
大貧民 | 舞 | コップ12杯→14杯(1400ml) |
1戦だけで1.4リットルを飲むはめになった舞は絶望した。次は絶対に大貧民を避けないと、最終的にとんでもない量の水を飲んでしまうことになる。
舞「1.4リットル? そんな量一気に飲めないよ!!」
龍太「俺の1リットルでもめっちゃ多いのに・・・これヤバいな」
航「飲む時間はいくらかかっても構わない。でも全員が飲み切らないと次のゲームに進めないからね!!」
そう言われて渋々舞は、大量の水を数分かけて飲み干した。
鞘奈「待って、仮に舞がずっと大貧民だったら7リットルくらい飲まないといけないの? それはちょっと流石に危ないんじゃ・・・」
航「場が流れる回数によるし、都落ちもあるから大丈夫っしょ!!」
紬「みんな舞を心配してるけど、私も1.2リットルはキツいってー笑」
昭仁「次、俺は1着で上がらないと大貧民だ。リスク高いなー」
初戦を終えてみんな内心「ヤバい」と思い始めていた。とにかくせめて平民になって、飲む水の量を減らさないと後々、膀胱が持たなくなる。
航は2戦目のカードを配り終え、大貧民の舞から時計回りで次の戦いに入った。
第2戦目
舞「カード交換がないなら這い上がれる可能性はあるよね。まずは4を1枚から!!」
1戦目を終え、6人はやっとゲームの過酷さを知った。これは絶対に負けられない。特に女子は男子の前でお漏らしなど問答無用。なんなら我慢している姿を見られること自体恥ずかしい。
航「8切りーーー!!」
昭仁「うっざーーーー!!笑」
ゲームは次第に盛り上がっていった。カード交換がない上に、運要素も大きいこのトランプゲーム。しかし出し方にもテクニックが必要なことは、この中でも一部の人にしか分からなかった。
昭仁「はい8切り!! これで俺の手元はあと2枚」
紬「もしかして・・・・」
昭仁「そのもしかしてだ!! 9のダブル!! はい上がり!! 大富豪死守!!」
龍太「お前、大富豪強いな笑」
昭仁「たまたまカードが強かったんだよ。ずっと大富豪キープできる自信ないけどな笑」
こうして初戦よりも少しハイペースで第2戦が終わった。順位は以下の通り↓
課された水の量 | 累計量 | ||
大富豪 | 昭仁 | コップ4杯→2杯(200ml) | 400ml |
富豪 | 紬 | コップ5杯→4杯(400ml) | 1600ml |
平民 | 龍太 | コップ7杯(700ml) | 1600ml |
平民 | 鞘奈 | コップ8杯(800ml) | 1500ml |
貧民 | 舞 | コップ10杯→11杯(1100ml) | 2500ml |
大貧民 | 航 | コップ9杯→11杯(1100ml) | 1600ml |
ゲーム発案者の航がまさかの大貧民。これにはメンバーも大盛り上がりwww
昭仁「はい飲ーんで飲んで飲んで一気!!笑」
紬「ハハハ!! ちょっと舞、大丈夫?」
舞「もう2.5リットル飲んでるんだけど笑・・・次は絶対勝つ!!」
まだの残り3戦も残っている状況。まだ尿意を訴えるものはいなかったが、6人の膀胱には着々とおしっこが溜まっていっていた。
第3戦目
航「待って1.3リットルはさすがにキツいー笑 頑張って飲むから、昭仁、お前が配っておけよ」
昭仁「大富豪様に配らせるのか笑」
鞘奈「もうお腹タプタプ笑」
紬「航!! トイレって一つしかないよね?」
航「当たり前だろ笑 あっちなみに最後の5戦目を終えて、全員水を飲み干したら大富豪から順番にトイレ行けまーす笑」
鞘奈「こんなゲーム考えるアンタってマジで変態!!」
龍太「昭仁!! とりあえず急いで配ってくれ。今は大丈夫だけど後々時間が惜しくなる!!」
言われた通り昭仁は、少し急ぎながらカードを配り終えた。
昭仁「待って、、、カードが終わってる笑 自分で配ったのに笑」
舞「昭仁ありがとーー!! めっちゃ強いカード!! もうお水飲みたくない!!笑」
航「よし!! 1.3リットル飲みきったぞ!! はじめるか!!」
鞘奈「待って、、トイレ行きたいかも」
ここで鞘奈が初めて尿意を訴えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
龍太「はいっ!! キングのトリプル!!」
舞「はい。2を3枚持ってまーす!!」
鞘奈「つよっw」
舞「そして8切りーーー!! からのぉー??」
昭仁「待て!! あがらないでくれ!!」
舞「はい9が1枚であーがり!! 今度こそ反則あがりでもなーい笑」
航「いくらなんでも強すぎないか笑 強いカード全部舞にいっただろw」
鞘奈「ほとんどストレート勝ちじゃん!! 凄い!!」
昭仁「都落ちだ終わった笑 これ、俺は戦いから抜けてもいいんだよね?」
航「抜けていいよ。でも場が流れる度に増えていく水はお前もカウントされるからなw」
昭仁「マジかよwww」
航「当たり前だろwww お前まだ1リットルも飲んでねーじゃん笑」
遂に大富豪から都落ちしてしまった昭仁。そして初戦に大貧民だった舞が遂に大富豪に躍り出た。大きく動きのある第3戦となった。
課された水の量 | 累計量 | 尿意 | ||
大富豪 | 舞 | 2杯→0杯(0ml) | 2500ml | あり |
富豪 | 龍太 | 5杯→4杯(400ml) | 2000ml | あり |
平民 | 鞘奈 | 7杯(700ml) | 2200ml | ちょっとヤバめ |
平民 | 航 | 7杯(700ml) | 2300ml | あり |
貧民 | 紬 | 8杯→9杯(900ml) | 2500ml | あり |
大貧民 | 昭仁 | 10杯→12杯(1200ml) | 1600ml |
昭仁「きっつー。これおしっこ我慢するより、飲む方がキツくないか?」
紬「何を今更、、、私もうこれで2.5リットルも飲むことになるんだよ・・・死ぬよ笑」
鞘奈「待って、もうかなりトイレ行きたいんだけど!! みんな大丈夫なの?」
みんな飲む量が増えたことにより、流石に飲むペースも衰えてきた一同。まだ400mlしか飲んでいなかった昭仁だけが、いいペースでコップを飲み進めていった。
紬「待って待って、ちょっとさすがにしんどい。時間かかってもいい? 上から出そう!!」
航「早く飲んでくれないとゲームが進まない!! 結局我慢する時間が長くなるぞっ!!」
鞘奈「待ってまだあと2戦あるの? 無理なんだけど!!」
龍太「俺もそろそろキツいわー。なんやこのゲームw」
紬と鞘奈が飲み干すのを待ちながら、航は4戦目のカードを配り終えた。
↓次ページ 第4戦目↓
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