※この話は数あるエピソードの中でも最も文字数の多い(10,000字超え)作品です。本当に長いのでご注意ください。また、ベッドシーンもあるので苦手な方はご注意ください。
第1章 ひかりとの出会い
これは僕が大学3年生の頃のお話です。当時僕は運転免許を持っていなかったので、夏休みを利用して免許取得の為に静岡県にある自動車学校に合宿で通っていました。
寮はもちろん男女別で合宿生は合わせて30人くらい。そのうち女子は10人ちょっとの人数で、その中でもひときわ可愛い女の子が居ました。彼女がひかりです。
彼女は僕より1つ年下の当時大学2年生。身長は160センチはないだろうくらいの高さで、僕の大好きな華奢体型でした。お顔も可愛くて明るく気さくな子だったんです。
僕は最初に出会った時から可愛い子だなーと思っていたのですが、最初はそう思うだけで話すことはありませんでした。しかしこの日はたまたま席が隣になり、初めて話すキッカケが出来たんです。
合宿だと言ってもこの日は日曜日。自動車学校はお休みで、寮長に届出を出せば門限はありますが、外出が出来ます。
2週間ある合宿のうちの1週間が終わり、みんな今日は飲もうという事で10人くらいで市内中心部の居酒屋に来ていました。
飲み会は予定通り楽しく過ごしていた僕らでしたが、途中別のグループのお客さんが酔い潰れて男子トイレから出てこなくなり、店内にいる男子が尿意に悶絶するというトラブルがありました。
緊急で女子トイレを使用することになり、居酒屋内に長い男子の行列が出来てしまいました。僕も含めて割とみんな切羽詰まっていましたが、それから10分程でなんとか列は消えていき、僕も用を足して元の席に戻ったんです。
ひかり「下腹部さん、大丈夫でした?」
僕「間に合ったけど結構ヤバかったわ。ってかみんな緊急事態だったわ笑」
当時19歳だったひかりはお酒が飲めないので、ソフトドリンクを1杯だけ飲んでいました。そんな彼女はお酒の利尿作用ももちろん知ることはなく、こんな言葉を僕に投げつけてきたんです。
ひかり「えーー?? でも、おしっこくらい我慢出来ません??笑」
彼女はあろうことか、可愛い顔に似合わない「おしっこ」という単語を平気で発言していました。
僕「いやいや、お酒飲んだら長時間は無理だろうよー。お酒の利尿作用を知らないんだねー?笑」
ひかり「んー分かりません笑」
こんな会話をしたのは、盛り上がった居酒屋でのトークの一部に過ぎませんでした。おしっこの話をそこから広げることはしませんでしたが、僕はしっかりひかりちゃんの「おしっこくらい、我慢できません?」という発言を脳裏に焼き付けていたんです。
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そんなこんなで翌日から合宿が再開。さらに1週間が経ち、あっという間に卒業検定の日がやってきました。
卒業検定では30人くらいいる中で2人くらいは落ちましたが、僕も含めて仲良くなった人は全員受かっていました。合格者はそのまま寮の荷物をまとめて車校バスに乗り、中心駅前で降りて現地解散というものでした。
男「先週みたいに、パーーーっとやろう!! カラオケ? 居酒屋? 挙手制で!!」
昼間だったのでカラオケに入ることにしました。カラオケに参加したのは僕とひかりちゃん含めて12~3人程。そこから皆でワイワイ!! 会うのは最後かもしれないと、連絡先を交換する人もいました。
あっという間に夕方になり、次は居酒屋に行くことになりそうでしたが、さすがに皆お帰りモード。居酒屋まで行く人は少なく、メンバーは男だけになりそうでした。居酒屋に女子がいないのは超絶楽しくない笑
僕はひかりちゃんとなるべく一緒にいたいなーと思っていたので、彼女に話しかける事にしました。
僕「ひかりちゃんはどうするの?」
ひかり「明日まで普通に暇なので、別にどうってことは・・・」
この彼女の暇アピールでこれは誘えると思いました笑
僕「ひかりちゃん家、三重って言ってたよね? 三重県のどこ?」
ひかり「◯◯市です」
僕「なら今から2人で名古屋行かね? 新幹線取ろうよ!! ◯◯市に近いからええやろ?」
こんなに大胆に女性を誘ったのは、僕の人生でも初めてのことでした。笑
ひかり「名古屋なら近くに友達が居るので、荷物置きにその子の家に寄り道してからでもいいですか?」
僕「全然ええよ!! なら21時に名駅の銀時計前でどう?」
ひかり「金時計じゃなく銀ですね? 分かりました!!」
こんな感じで21時に彼女と待ち合わせをすることに成功。正直、こんなに上手くいくとは思っていませんでした笑
僕(あーひかりちゃんにおしっこ我慢させたいー!! だって先週おしっこくらい我慢できるって言ってたしー!!)
僕は頭の中で彼女にどう我慢させるか、どんな展開にしようか興奮が止まらないまま新幹線に乗り、気が付いたら名古屋でした笑
ちょっと時間が余ったので、そこら辺で暇を潰し、21時ちょっと前くらいに待ち合わせ場所に到着しました。
すると彼女はさっきよりもオシャレな姿に着替えていてお化粧も整え、銀時計の真ん前でスマホをいじっていたんです。
僕「早いね」
ひかり「あっー!! もっと遅く来ると思ったのにー笑」
僕「なんで遅く来るの?笑 むしろそっちが遅れると思ったのにな笑 ってか飯食ったか?」
そんなこんなで夕飯を食べに行きました。カッコつけずにそこら辺のファミレスです。そう、目的はドリンクバー!!笑
僕は先週彼女が発言した「おしっこくらい我慢できません?」という発言の伏線回収に取り掛かりました。笑
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