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【妄想長編小説】FF外から失礼しますっ!! ~第4話 トイレの順番~

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※この物語はフィクションです。登場する人物、団体、名称は全て架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

このページは長編小説『FF外から失礼しますっ!!』の第4話です。第1話から読みたい方はこちらからどうぞ→第1話 駆け込んできた美少女

前回の話はこちら→第3話 初対面と現実

主人公と事務所関係者

Family First Same(ファミリーファーストセイム)

アイドルグループ「Family First Same(ファミリーファーストセイム)」の楽曲提供を始めた中学生の渡部 翔士(わたなべ しょうじ)は、契約から半年が経ってようやく彼女達の初ライブを見ることになった。

はじめ、ダサい自己紹介を目の当たりにし、こんなグループの楽曲提供をしているのかと翔士は落胆。しかしその後すぐに始まったパフォーマンスで、彼は手のひらを返すように彼女達に釘付けになった。

ライブが終わり、彼は初めてメンバーの顔合わせに駆けつけた。するとメンバーの5人の中で1人のお漏らしと1人の放尿音を以前に聞いていたことが分かり、翔士はさらに興奮してしまう。

そしてその後、他のメンバー2人の放尿音を聞いた際、メンバーの1人である桜の翔士に対する「ガキ」「やる気失くした」などという発言に、立ち尽くしてしまうのだった・・・。

翔士「”東海林”って書いて”しょうじ”って読むのかよ!! 信じられないんだけど!!」

セイメイ「いやいや、”渡部”と書いて”ワタナベ”と読む君には言われたくないだろ笑」

翔士「あの!! 前々から言いたかったんだけど、全国的に”渡辺” と書いて”ワタナベ”って読む方が多いんだよ。ふざけんじゃねーよ!!」

セイメイ「えっ? そうなのか? “ワタベ”の方が絶対スタンダードだろ。読み方的にも」

翔士「だったら調べてみてくださいよ!! 大体だけど”ワタナベ”が7割で”ワタベ”は3割ですよ。この世間知らずのオッサンめ!!」

セイメイ「ミドル・・・知ってたか?」

ミドル「えぇ。知ってたわよ」

セイメイ「ウソだろ・・・」

翔士「ほーーーーら!!笑」

セイメイ「ならなんで面談の時「会津若松の名字でーー」みたいな言い方したんだよ!!」

翔士「だって面談なんだから合わせるでしょ普通」

セイメイ「合わせる必要なかっただろ!! バカだろお前!!」

中学3年生に進級したばかりの4月。週末のある日の翔士は、アイドルグループFamily First Same(ファミリーファーストセイム)の初めてのレコーディング見学に来ていた。今までライブ用に作っただけの音源が、初めて彼女達の声も入ることになるのだ。

翔士「アイス奢れよ!! アイス!!」

セイメイ「うるさいな君は!! 今は仕事中だぞ」

翔士「終わったらアイス!! 終わったら!!」

セイメイ「はいはい分かったから。一体君は、何のために週末に東京に来たんだよ・・・」

翔士「オッサンから色々おごって貰うためっス」

セイメイ「交通費でマイナスじゃねーか!!笑」

翔士「えっ? 交通費出してくれないの?」

セイメイ「当たり前だろ!! 君が勝手にレコーディング行きたいとか言うからミドルにも無理言って許可取ったんだろーが。というか君はそもそもウチの事務所の人間じゃねーって言ってんだろ!!」

翔士「面談の時とかライブ見せてくれた時は交通費は出してくれたじゃねーか!!」

セイメイ「それは俺から頼んだからだろーが!! 今回とは明らかに訳が違うんだよ!!」

翔士「ぬぉーーーー!! 交通費は経費で落ちると思って新幹線グランクラスにしたーーー!! 金返せーーー!!」

セイメイ「中学生の分際でグランクラスに乗るんじゃねーーよ!! というか交通費出るとしても勝手にグランクラスにしたら差額は実費だ・・・お前バカだろ」

そんな会話をしていると、セイメイは一つの書類を出した。

セイメイ「とまぁ・・・話を戻して、音源化するには君のクレジット名が必要なんだよ」

翔士「クレジット名ってなんですか?」

セイメイ「作詞作曲や編曲をした人物の名義だ。自身の活動名でもある。まぁ別に活動名とクレジット名が違う人も全然いるし、そんなガチガチに考える必要もないのだがな・・・」

翔士「・・・なるほど」

セイメイ「どうする? 私の提案した東海林 翔士(しょうじ しょうじ)でいいのかい? 別に本名でも構わないぞ。他に君が考えた名前でも構わないし」

翔士「いや結構気に入りました。活動名もこれでいいです。なんか俺もメンバーの一員になれたような気がして・・・笑」

セイメイ「なら、東海林 翔士で決定だな」

そう言ってセイメイは、書類に”東海林 翔士”と書き上げたのだった。しばらくすると録音スタジオにメンバー5人が入ってきた。

ミドル「よろしくお願いね。1人1人別々で録るから、まずはそうね・・・亜希ちゃんからでいいかしら?」

亜希を残して他の4人は退室し、録音スタジオの隣にある控え室に入っていった。

ミドル「亜希ちゃんはBメロの低音が全然ダメね。もっと意識して歌えるかしら?」

ミドルと亜希がやり取りをしている中、翔士は相変わらずコントロールルーム内でセイメイとお喋りをしていた。

※コントロールルーム……レコーディングを行う際の、録音スタジオとはガラス越しに隔てられた部屋。モニターでの確認や指示などのオペレートを行うためにある。

翔士「ミドルさんって、こういうのも出来るんですね」

セイメイ「あぁ、彼女は意外と多才なんだよ。昔、結婚してすぐに買い取った古いスタジオがここさ。地下はライブハウス、1階は音楽スタジオ。2階はレコーディングスタジオ。レコーディングはウチの事務所のモデルをCDデビューさせるときなどに稀に使ったりしてたが、”ファミファ”のおかげでこれからは使う機会が増えそうだな・・・」

翔士「・・・何ですか? その”ファミファ”って」

セイメイ「Family First Sameの略称だよ。あれ? 聞いてなかったか?」

翔士「聞いてないですよ。何ですかその黄緑色のコンビニみたいな名前は!!」

セイメイ「何がコンビニだ!! でも言いにくいから、”ファミファ”をさらに略して”FF”っても言うんだぞ?」

翔士「今度はRPGゲームみたいな名前じゃねーか!! ネーミングセンスどーなってんだよ!!」

セイメイ「ネーミングセンスを疑うとは。私はネーミングプロダクションの代表取締役だぞ!!」

翔士「だから何だっつーの!! 事務所の名前と関係あるかよ!!」

ミドル「アンタ達!! うるさいっっっっ!!」

翔士&セイメイ「あっはい。スンマセン・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

翔士「亜希って人、実はライブ前に一度事務所内で会ったことがありまして・・・」

セイメイ「ヘぇーそうなのか。亜希君はとにかく5人の中で一番明るい性格だ。いつも元気いっぱいで天真爛漫。メンバーの雰囲気を良くしてくれるし、それにダンスも彼女が一番上手い」

翔士「オッパイも・・・一番デカいですよね」

セイメイ「お前、そんな目で見てるのかよ・・・」

翔士「俺と歳近くないですか? もしかしたら同い年かもって思ったんですが・・・」

セイメイ「彼女はメンバー最年少だよ。春から高校生って言ってたぞ?」

翔士「それなら俺と1つ違いだ!! すげー!! めっちゃ歳近けーーー!!」

ミドル「亜希ちゃんお疲れ様!! 次はそうね・・・美波ちゃんお願い!!」

美波と亜希はハイタッチをして、録音スタジオに入れ替わった。

セイメイ「美波君はグループのリーダーだ。しっかり者で5人をうまくまとめてくれる存在さ。でもたまに強烈な天然を発揮してしまうこともあるんだ」

翔士「天然なんですか? ちょっと意外ですね」

セイメイ「そのうち分かるだろう。いつも5人を仕切るのは彼女だが、天然を発揮したときは他のメンバーがフォローするんだよ笑」

翔士「見てみたいっスw」

ミドル「はい美波ちゃんもお疲れ様!! 次は桜ちゃんお願いね!!」

桜は俯いたまま録音スタジオに入っていった。そんな桜の肩を、美波はポンポンと叩いて励ましてスタジオを後にした。

セイメイ「桜君は口数も少なくメンバーの中で一番無愛想だ。ハッキリ言って性格そのものがアイドルには全然向いていない。だが、メンバーの中で一番向上心があって、ストイックなんだよ」

翔士「俺コイツ嫌いです。ガキって俺をバカにしました。俺の知らないところで」

セイメイ「・・・なら、なんで君はそれを知っているんだよ」

翔士「聞こえてきたんですよ。俺がいないと分かってて」

セイメイ「そりゃガキだからな笑」

翔士「何だよオッサン? 髪の毛はいつでも引っ張れるぞ?」

セイメイ「それだけはどうか勘弁してくれ・・・」

ミドル「アンタ達本当にうるさいんだけど・・・殴るよ?」

翔士&セイメイ「ヒ、、、ヒエッッ!!」

ミドル「桜ちゃん。今日いい感じだったわね!! お疲れ様!! じゃあ次は・・・依澄ちゃんお願いしていいかしら?」

依澄は入り口で丁寧にお辞儀をして、録音スタジオに入っていった。

セイメイ「ところで渡部君、何で依澄君がセンターなのか分かるかい?」

翔士「何でって、そりゃ・・・顔が可愛いから?///」

セイメイ「・・・半分正解だ。確かに依澄君は5人の中でも圧倒的なルックスだよ。オーディションに来たときは、ウチの小さな事務所に来る器じゃないと追い返そうとしたくらいだ。ハッキリ言って・・・顔が可愛すぎる」

翔士「それで半分正解って?」

セイメイ「実は依澄君の魅力は顔だけじゃないんだ。彼女はメンバーの中でも1番歌が上手い。それもズバ抜けてな・・・」

翔士「確かにライブの時凄かったです。だから彼女だけソロパートが多いんですか?」

セイメイ「あぁ。一応彼女は唯一のメインボーカルという立ち位置だ。だから歌う部分も彼女だけ圧倒的に多い。容姿の良さもあるし依澄君はグループの顔だよ」

翔士「だからセンターなんですね」

そんな会話をしていると、彼女の歌声がコントロール内のスピーカーに入ってきた。

翔士「マジで上手い・・・声量と安定感がダントツ」

セイメイ「実は彼女は歌手志望なんだよ。グループで有名になってからソロ歌手になるのが夢なんだとさ。なんでウチのオーディションに来たのかは謎だけどな」

ミドル「依澄ちゃんお疲れ様!! 最後に郷美ちゃんよろしくね!!」

郷美は依澄を後ろからハグしながら胸を揉みまくった後、録音スタジオに入っていった。

翔士「やっぱ頭おかしいですよこの人。注意しないんですか? 仕事中なのに」

セイメイ「郷美君はメンバーの中で一番の変人だ。私やミドルも含めて皆、彼女の予期せぬ行動に慣れてしまったんだよ笑」

翔士「世も末ですね・・・」

セイメイ「ところで顔合わせの時、郷美君はどんな反応だったのかい?」

翔士「おかしかったですよ。自分のこと拙者とか言うし、俺の事をおぬしとか言うし・・・自分の年齢答える時に”ないし”とかいう単語使う人、初めて見ましたよ」

セイメイ「なんだそんなもんか笑」

翔士「そんなもんってどういう事www」

セイメイ「いやいや、彼女も真面目にやるときはちゃんとやるぞ笑 ちなみに彼女はメンバー最年長なんだ。唯一の20代。そして唯一学生でもない」

翔士「年齢を21ないし22って答えてたの、あながち間違いじゃないんですね・・・」

そして郷美のレコーディングがスタートした。

ミドル「サビ部分、もう一回いこうか」

レコーディングは順調だったが、急に滞ってしまっていた。ミドルはイタズラのように何度も郷美のラスサビだけ撮り続けていたのだった。

翔士「オッサン・・・何回録るんですかこれ?」

セイメイ「さぁな・・・なんでだろう?」

すると仕事に集中していたミドルがパッと翔士たちの方に振り返った。

ミドル「明らかに郷美ちゃんの声が震えてるじゃん。分からないの?」

翔士「えっそうですか?」

翔士はコントロールルームから郷美を再度見てみた。彼女はなにかを隠している様子で、それは次第にあからさまになっていった。

ミドル「ごめんちょっと止めるね!!」

音楽が止まると、郷美は少し驚いたような表情でコントロールルームを見つめた。

ミドル「郷美ちゃんどうしたの? さっきからなんか・・・様子がおかしいけど?」

この時、翔士は太ももに当てていた郷美の右手がスッと足の付け根の方に伸びていることに気がついた。そして軽く足踏みをしている・・・。

翔士(もしかして・・・おしっこ我慢してる?)

一度そう思ってしまうと、そうとしか思えなくなった。郷美の表情は曇っていて、レコーディングに集中出来ていないのは明白だった。

ミドル「もう少しで終わるところだったけど、とりあえず休憩にしましょう。長かったね。ごめんね?」

郷美は困ったような表情で、マイクに話しかけた。

翔士はこの時の郷美の表情を見て、性的な興奮が込み上げてきた。

翔士(か・・・可愛い過ぎる・・・!!)

明らかに変人だと思っていた郷美。しかしそんな彼女だって1人の女の子だ。尿意を訴える時だけ普通の女の子に戻る彼女の姿は、翔士にとってとても可愛く見えてしまっていた。

ミドル「もしかして、トイレ我慢してたから歌えなくなっちゃてたの?」

ミドル「スタジオを出て、廊下を曲がった先の扉がトイレだから行ってきなさい!!」

郷美は何も言わず、ただただ恥ずかしそうに急ぎ足でスタジオを飛び出した。

翔士(後をつけたい!! でも今追いかけたら・・・不審だろうか?)

翔士は頭の中で葛藤していた。トイレに駆け込んだ郷美の様子が気になって仕方がない。しばらく悩んだ末、彼は決心したのだった。

翔士「休憩入りましたよね? 俺もトイレ行ってきます!!」

尿意はなかったものの、翔士は郷美を追いかけるようにコントロールルームを飛び出した。ミドルの言った案内を頼りにトイレを探す。トイレはすぐに見つかったが、なんとここで予想もしていないことが起こったのだった。

トイレの前には3人の行列ができていた。亜希、依澄、桜の順に並んでいた最後に、郷美は並んだのだった。

そんな郷美の様子を見た3人も、状況は同じだった。

桜は恥ずかしそうにモジモジとしていた。

翔士「な・・・なんなんだこの状況・・・」

翔士は列に並ぼうとした足を止めて、廊下の曲がり角に隠れながらも彼女達を観察していた。

トイレの中から美波の声も聞こえてきた。

美波はチョロチョロとおしっこを出しながらそう言った。そしてその音は、翔士の耳にも届いたのだった。

桜の言っていた通り、美波のおしっこは勢いがなく、その分時間をかけて延々と出続けていた。

そんな会話を繰り広げながらも、美波はチョロチョロとおしっこを出し続けていた。1分以上は確実に出ていたようだった。それでも止まる気配はまだない。

ここでやっと、トイレットペーパーを巻く音が聞こえてきた。

美波のチョロチョロおしっこは2分以上に渡り続いた。依澄はあまりの長さに驚くほかなかった。

そんな事を言っていると、ジャーーーと音が聞こえてきた。美波のトイレがやっと終わったのだった。

亜希は急いで美波の出たばかりのトイレに入っていった。そしてそれから3秒後、トイレから轟音が鳴り響いた。

とんでもない音だった。そんな亜希の放尿音を聞いた翔士は、以前の彼女のお漏らしを思い出していた。

翔士(す、、すげぇーー。亜希さんってやっぱりおしっこの勢いが尋常じゃない。あの時は女子のおしっこって凄いって思ったけど、単に亜希さんのおしっこが凄いだけなんだな・・・)

驚いていたのは翔士だけじゃなかった。メンバーの4人ももちろん驚いていて、特に美波は心底ビックリしていた。

そして亜希のおしっこは、10秒もないほどあっという間に終わったのだった。

「ジャーーーーーー」と流す音が聞こえた後、スッキリした表情で亜希はトイレの扉を開けた。

亜希がトイレから出ると依澄は吸い込まれるようにトイレに入っていき、バタンと強く扉を閉めたのだった。

数秒後、依澄の放尿音が聞こえてきた。そしてその音を、メンバー4人は聴き入るように耳を澄ませていた。

30秒ほどで、依澄のおしっこも終わりを迎えた。

「ジャーーーーーッッッッ!!」

依澄はトイレを流すと、彼女もスッキリした表情でトイレの扉を開けたのだった。

スッキリした表情になっていくメンバー。あとは桜と郷美だけだった。

桜はトイレのドアノブに手を掛けながら、郷美に言い放った。

桜はトイレに入り、バタンと扉を閉めた。そして数秒後にまた音が聞こえてきたのだった。

みんな桜のおしっこの音を聴き入るように耳を澄ましていた。あまりにも静かだったことに気がついた桜は、おしっこを出しながらもこう言った。

そんな時、郷美は急にその場を飛び出したのだった。

郷美はお腹をさすりながら少し駆け足でスタジオに向かっていった。もう桜のおしっこも終わるところ。返って時間がかかるのは、郷美以外のみんなが理解していた。

しかし郷美はどうしようもない尿意に動くほかなかった。頭ではもう考えられない。体が勝手にトイレを探そうと動いてしまう。

「ジャーーーーーーー!!」

桜がトイレから出た、その時だった。

郷美の大きな声が、見えない曲がった先の廊下から聞こえてきた。美波と亜希と依澄の3人は郷美のいる場所へ走る。

そこには膝から崩れ落ち、顔を隠すように俯いている郷美の姿があった。そしてそんな彼女の足元から、真っ黄色の液体が見えた。そしてそれは、徐々に徐々に大きくなっていくのであった・・・。

〜つづく〜

次の話はこちら→第5話 夏フェスと野ション

前回の話はこちら→第3話 初対面と現実

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