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【妄想長編小説】排尿税 ~第8話 降りられない電車~

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※このページは長編小説『排尿税』の第8話です。
第1話から読みたい方はこちら→ホームルームの粗相
前回の話はこちら→第7話 隠された罠

名前 人物 星座
戸塚 秋菜
(とつか あきな)
本作の主人公。天真爛漫で元気いっぱいだが、多少空気の読めない所あり。 てんびん座
旭 夏海
(あさひ なつみ)
秋菜と幼馴染。秋菜ほどではないが、普段から明るく好印象。頭もいい。 しし座
鶴見 真冬
(つるみ まふゆ)
小柄な女の子。人を笑わせるのが好きな目立ちたがりで、クラスのムードメーカー。 やぎ座
金沢 心春
(かなざわ こはる)
口数の少ない静かな女の子。いつも教室で小説を読んでいる。黒縁のメガネが特徴。 おひつじ座

 

秋菜「どれくらいかかるかなー?10分くらい?」

夏海「そんなに早くは終わらないんじゃない?笑」

心春「戸塚さんってバカなのかしら?これ人身事故よ?10分で済むわけないわよ。」

イチゴ狩りを楽しんだ後、4人が乗っていた帰りの電車は人身事故により停まってしまった。4人は利尿作用のあるイチゴを大量に食べたばかりだ。

秋菜「それならどのくらいなの?」

心春「・・・1時間くらいじゃないかしら?」

秋菜「1時間?1時間もここから出られないの?」

夏海「鶴見ちゃんと秋菜は大丈夫なの?1時間は流石に無理じゃない?」

心春「場合によっては2時間かかることもあり得るわ。とにかく待つしかないわね。」

秋菜「そんなぁーーーー!!」

秋菜は足をモジモジと動かしながら困った顔をしていた。心春の声が大きかったからか、周りの乗客から溜め息のような声もちらほらと聞こえてくる。

秋菜「でもそれだけ長いなら、とりあえず電車から降ろしてくれるんじゃないかなー?」

心春「そんなわけないでしょ。駅の中じゃなくて線路のど真ん中なのよ?」

夏海「電車の中で待つしかないってこと?まるで監禁だよね。」

心春「全くその通りだわ。飛び込んだ人の気が知れないわね。どれだけの人間に迷惑をかけているのか、分からないのかしら?」

夏海「冷たく言うとそうだよね。少なくとも私達は関係ないし。」

秋菜「そんな話している場合じゃないよーーーっ!! これどうすればいいのーーー?運転手さんに言えば降ろしてもらえるのかな?」

心春「知らないわ。緊急なら対応してくれるんじゃないかしら?でも向こうだって緊急だし、私だってどうすればいいのか分からないわよ。」

そんな会話をした数秒後のことだった。突然電車内に、少し変わった音が鳴り響く・・・。

夏海はまさかと思い、音のする方へと恐る恐る振り返った。すると後ろで、真冬が顔を真っ赤にしながらジャージのズボンを濡らしていたのだった。

3人はもちろん、周りの乗客のほとんどが彼女の状況を理解していた。水の滴る音を立てながら、真冬の紺色のジャージがみるみる濃紺色へと染まっていく・・・。

男の子「ママーーー!! あのお姉ちゃんお漏らししてるーーー!! お姉ちゃんなのにっ!!」

ママ「やめなさいっ!! 見ちゃダメッ!!」

5歳くらいの男の子が、真冬に指をさして大きな声で母親にそう言っていた。母親は男の子の目を隠しながら腕を引っ張り、別の車両へと逃げるように急ぎ足で移動していく。

夏海「秋菜!! 鶴見ちゃんの後ろに回って!! あと、金沢さんも協力してほしい!!」

ここで急に夏海が動き出した。彼女は心春と秋菜と肩を組み、盾のようになって周囲から真冬の姿を隠したのだ。

秋菜「さすが夏海だねっ!! 頭良いーーーっ!!」

全員が薄着という夏の時期。夏海はこんな対策しか思いつかなかったが、幸運にも真冬より身長が高い3人は彼女を隠しやすかった。

心春「いい考えだとは思うけど、この状態で鶴見さんをずっと隠しておくわけ?」

秋菜「ちょっと強く引っ張り過ぎないでよっ!! 背筋をピンと立てたらこっちも漏れそうだよーーーっ!!」

夏海「秋菜!! せっかく隠しているのに声が大きいんだってば!! とりあえず今はこうしておこう。これからのことは今から考えればいいからっ!!」

3人は肩を組んだまま円になり、どの角度から見ても真冬が見えないようにしていた。しかし、これだと彼女達自体がかなり目立つ状態だ。

音は小さくなっていたが、真冬のお漏らしはまだ続いていた。床の水溜まりはかなりの面積になり、秋菜の右足と夏海の左足の間を流れていく・・・。

真冬「ご、ごめんな・・・ウチは、こっからどうすればいいんだ?」

ここでようやく真冬が喋り出した。しかし次の瞬間、静かになりつつあったお漏らしの音が、再び大きくなり始めたのだった。

その音はむしろ、漏らし始めよりも確実に大きく鳴り響いていた。夏海が不思議そうな顔で床の水溜まりを見つめていると、とある事に気が付いた。

夏海「えっ、待って!! もしかして秋菜も?」

秋菜の股間から、薄い透明な黄色い液体が漏れ出していた。勢いは真冬の倍くらいあり、それは床に落ちると言うよりも、叩きつけるようなお漏らしだった。

秋菜「あっ、あっはっはーーー。私も漏らせば真冬ちゃんの恥ずかしさが半減だよね?笑」

心春「単に我慢出来なかっただけでしょう?むしろ目立っている時にお漏らしだなんて、私達が恥ずかしいじゃない!!」

秋菜のおしっこの水溜まりは物凄い勢いで広がっていった。やがて真冬のおしっこと繋がり、4人の足元で水溜まりがどんどんと大きくなっていく・・・。

やがて秋菜のお漏らしは弱くなり、そして止まった。2人のおしっこが混ざった薄い黄色の液体は、1リットルをゆうに超えていた。

秋菜「もうお嫁に行けないよーーーっ///」

心春「こんな目立った状態で且つこんな大きい声でそんな事が言えるなら、少なくとも戸塚さんは大丈夫そうね。」

真冬「とりあえず、誰かタオルとか持ってねーのか?」

心春「持ってないからこうやって私達が体を張って隠しているのよ。普通に考えれば分かるでしょ?」

真冬「お前、絶対に将来は面倒なお局になるよな?これからの時代、そういう態度は孤立するぜ?」

心春「大きなお世話ね。漏らしたアナタの方が社会的に孤立するわよ。」

真冬「んだとコラァーーーーッッ!!」

夏海「ちょっとどれどころじゃないでしょ!! こんな時までケンカしないで・・・笑」

仲裁に入ろうと夏海が足を動かすと、床のおしっこがビチャビチャと音を立てていた。そんな音が耳に入った夏海は、無意識にこんなことを考えていた。

夏海(あとどれくらいで動き出すんだろう?私ももう、結構限界が近いかもっ!!)

アナウンス「お待たせ致しました。運転再開は18時30分ごろとなる予定です。長時間に渡りお待たせし、申し訳ございませんでした。運転再開まで今しばらくお待ちください。」

電車が駅間に停車して30分ほどが経った頃、ようやく事故の進捗が見られた。心春の想定よりもかなり早く運転再開の目処が立ったようだが、時刻はまだ18時25分だ。

秋菜「どうしたの夏海?顔色が悪いよ?」

夏海「そんなの分かってるよ。こっちだってもう限界だから・・・///」

夏海の顔面は蒼白となり、よく見ると足が小刻みに動いていた。

秋菜「あと5分だよ?もう少しだよっ!!」

夏海「分かってるって・・・。」

漏らした人に言われるのは癪だったが、夏海はもうそれどころではなかった。今の彼女にとっての5分はまるで、永遠のような長さだ。

真冬「今回の件、SNSとかにアップされてなければいいけどな。どうなるんだろうな?」

静かにしていた真冬がやっと口を開いたかと思えば、それはガラガラになってしまった4人のいる車両の様子を気にしているセリフだった。いつの間にか乗客のほとんどが別の車両へと移動していたのだ。

心春「匂いもあるし、別の車両に逃げただけでしょ?私達だって好きでこうなってる訳じゃないし、画像付きでSNSに載ってしまえば、その人達を訴えればいい話だわ。」

秋菜「えっ、匂いするの?分かんないよっ!!」

真冬「そんな事を直接言われると・・・なんか恥ずかしいぞ///」

3人の会話は増えていったが、その話に夏海だけはついていけなかった。彼女は一点だけをただ見つめて、ひたすらお腹をさすっている。

夏海「ふぅーーーー!! はぁーーーー!!」

深呼吸をしながら、夏海は必死に尿意を我慢していた。ここから運転が再開され、駅に到着してトイレに駆け込むまで、どのくらい時間がかかるのだろう?彼女はそんな事ばかり考えていた。

夏海「あっ・・・えっ、待って。えっ???」

しかし、それは突然だった。夏海の股間から透明に近い液体が、徐々に足に伝って流れていったのだ。

秋菜「えっ、何?漏らしたの?」

夏海「いや、その・・・見ないでっ///」

夏海は急いでしゃがみ込み、そこから本格的な放尿が始まった。

秋菜よりは控えめな音だったが、夏海のお漏らしは1分以上続いていた。やがて真冬と秋菜のおしっこの水溜まりと一緒になり、おしっこは巨大な水溜まりへと変貌を遂げていく。

秋菜「ねっ?突然漏れるでしょ?私の気持ちがちょっとは分かったんじゃない?笑」

夏海「うん・・・だからそんなに見ないでよ///」

夏海はまさか自分が粗相をしてしまうとは微塵も思っていなかった。膀胱が堰を切ったように突然、尿が尿道を流れていく感覚があった。そしてその感覚に恐怖を覚えた。

アナウンス「大変長らくお待たせいたしました。まもなく運転を再開いたします。発車いたしますので、お立ちのお客様は吊り革や手すりにおつかまりください。」

そして意地悪なタイミングで、運転が再開されてしまった。動き出した列車の床のおしっこは、進行方向とは逆向きに大きく広がっていく。

夏海「最悪の1日だ・・・。」

夏海は体勢を崩しそうになりながら、電車内で服を着たままお漏らしを続けていた。

電車の加速していく音とは逆に、夏海のお漏らし音は徐々に小さくなっていき、そして止まるのだった・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

秋菜「上着はギリギリセーフだった!! 多分家まで大丈夫だよっ!!」

真冬「いや待て。ウチ、普通に上も濡れてるぞ?」

それから20分後。横浜駅で電車を降りた彼女達は、女子トイレの個室を3つも使い、それぞれ1人ずつが入った状態で会話をしていた。

夏海「早く金沢さん戻って来ないかなー?」

真冬「とりあえずバレないような服さえ買ってくればいいのにっ!! アイツおせーなっ!!」

夏海「それ、助けてもらう人の態度じゃないでしょ笑」

心春は1人で3人分の服を買いに行き、3人は彼女を待ち続けていたのだ。

心春「遅くなって悪いわね。この個室は鶴見さんかしら?」

真冬「お、おう!! ありがとなっ!!」

心春はいつの間にかトイレに来ていた。彼女はどうやらガサゴソと音を立てて、紙袋を漁っている様子だ。

心春「・・・ここは?」

秋菜「戸塚だよーーーっ!! ありがとーーーっ!!」

心春「それなら、ここが旭さんね?」

夏海「本当にごめんね。助かったよっ!!」

夏海は個室の扉の上部から落ちてきた服を受け取ると、本人が見ることが出来ないにも関わらず、無意識にお辞儀をしていた。

バタンッッ!!

そんな会話をしていると、急にトイレの個室が閉まる強い音が響き渡った。あまりに突然だった為、個室内の3人は揃って驚いていた。

夏海「えっ何、今の。」

秋菜「ビックリしたーーーっ!!」

そして次の瞬間、おしっこを放出する強烈な音が、トイレ全体に響き渡ったのだった。

心春「ふぅーーーーーっ!!」

溜め息が心春の声だと知ると、個室内の3人は安心した。それと同時に労いの気持ちも強くなっていく。

秋菜「・・・そうだよね。心春ちゃんだってあんなにイチゴを食べてたんだから、我慢してたんだよね!!」

夏海「よく耐えられたよ。私なら絶対ここまで我慢出来ない・・・。」

真冬「こんな状況でも買い物を優先してくれて、ありがとな・・・。」

心春は天にも昇るような気分のまま、3人からのお礼の言葉を聞いていた。そしてそのまま気持ちよさそうな顔で、長時間に渡る放尿を続けていたのだった・・・。

〜つづく〜

前回の話はこちら→第7話 隠された罠
はじめから読みたい方はこちら→第1話 ホームルームの粗相

トイレに行かないと自称する某アイドルに、おしがまさせてみよう!!
まさかこの話のモデルになった方が、本当にYouTubeで限界まで我慢することになるとは・・・笑

『FF外から失礼しますっ!!』第10話 ~おしっこの悩み 美波の場合~
2024年の長編小説から抜粋。まだ確実ではないけど、来年の長編はこの話の続編となる予定。

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