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【妄想長編小説】ラッパ水仙と性癖 ~最終話 約束~

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第2章 美緒の異変

美緒「結構トイレ・・・したいかもっ!!」

美緒がそう言って僕の肩をポンと叩いたのは、披露宴が中盤に差し掛かったところだった。合間を縫って僕の会社の関係者や親戚、美緒の友人などが僕らの席に挨拶に来る。

その度に美緒は注がれたビールや他のお酒をグビグビと飲んでいた。僕も同じくらいお酒を飲んでいて、スキを見て2度トイレに立ったが、美緒はまだトイレに立っていなかったのだ。

男「橘さんお久しぶりです!! ドレス姿本当に素敵ですねっ!!」

美緒「私、もう橘じゃないんだけど笑 でもまぁいいや!! まだ仕事頑張っているの?私がいた頃は、まだ1年目の新入社員だったよね?笑」

男「そうでした!!笑 齋藤さんなんですね!! はい!! 今では齋藤さんが僕の上司ですっ!!」

美緒「その齋藤は雄介の方よね?ややこし笑 私、橘って苗字結構気に入ってたんだけどねー。齋藤とか画数多くて嫌!!笑」

司会「それではお二人は、一度お色直しにご中座をさせて頂きます!! 皆様、お二人に拍手でお導き下さい!!」

するとここで、お色直しの時間に差し掛かった。僕と美緒は一旦場を退場をする。そして僕らはスタッフに誘導されて、控え室に戻った。

スタッフ「お手洗いとかは、大丈夫ですか?」

スタッフは突然こんなことを聞いてきた。お酒を飲んでいるのだから当然だろう。僕は先ほどトイレに立ったが、念の為とまたトイレに向かった。きっと美緒もトイレに向かうだろう。しかし彼女の返事は、予想とは違っていた。

美緒「いえ、まだ大丈夫です・・・」

美緒は下腹部をさすりながらそう返事をした。このタイミングでトイレに行かないなんて、一体何を考えているのだろうか?

スタッフ「本当に大丈夫ですか?ドレスを脱ぐ今がチャンスなので、念の為行かれた方がよろしいかと・・・」

案の定、スタッフがトイレに行くよう再度促した。

美緒「いえ、披露宴が終わるまでは大丈夫だと思います」

この返事にスタッフは少し不安そうな表情を浮かべながらも、そのまま次に着るピンクのドレスの着付けをはじめた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

司会「皆様、大変長らくお待たせいたしました!! 装い新たな新郎新婦様を会場にお迎えしたいと思います。新郎新婦、入場です!! 大きな拍手でお迎えください!!」

会場が大きな拍手に包まれる中、僕と美緒は手を繋ぎながら入場した。

司会「それでは、新郎新婦お二人のお祝いの言葉を、新郎、雄介さんの職場の上司である佐野様、よろしくお願い致します」

時間はあっという間に過ぎていき、プログラムはゲストによるスピーチに移った。トップバッターは昨日、会社で僕の結婚報告をしてくれた佐野課長だ。

佐野「えーーご紹介に預かりました。新郎、雄介の会社に勤める佐野と申します。えー、本日は・・・」

元々佐野課長にスピーチを頼んだのは僕だった。いつも場を和ませることに長けている佐野課長なら、場の雰囲気も良くなるだろうと踏んだのだ。課長は僕のご指名に上機嫌。るんるん気分でスピーチの内容を仕事中にも関わらず考えていた笑

美緒「待って、結構ヤバいかも・・・」

スピーチ中に小声で話を切り出した美緒。何がヤバいのかは言わなくても分かりきっていた。

齋藤「何でお色直しの時にトイレ行かなかったの?」

僕はシンプルに疑問だった事を彼女に投げかけた。すると美緒の反応はこうだった。

美緒「だって、披露宴で花嫁がおしっこを我慢するって・・・興奮しない?笑」

彼女のこの一言に僕は正直ドキッとした。彼女はリスクを顧みず、ドレスのままわざと尿意を限界まで我していたのだ。

齋藤「正直、めっちゃ興奮する・・・笑」

美緒「・・・素直でよろしい笑」

彼女は僕の反応に嬉しそうに笑っていたがその反面、尿意が限界の時に見せる特有の困り顔になっていることにも気づいた。こんな顔を見せられたら、興奮しないでと言われる方が無理だ。上司がわざわざ僕のためにスピーチをしてくれているというのに、内容がまるで頭に入ってこない笑

佐野「えーーー。最後になりますが、結婚生活には大事な袋が3つあります。1つ目は堪忍袋。これは我慢も必要ということで、お二人は・・・」

課長のスピーチも終盤になった頃、再度美緒は僕に話しかけてきた。

美緒「見て、ほらお腹が・・・もしかして、できちゃった婚だったかも?笑」

そう言って彼女は僕にお腹を見せてきた。いつもペタンコな彼女のお腹は、下腹部だけがパンパンに張っている。彼女の言うとおり、本当に妊娠しているみたいだった。

しかし彼女のお腹の中で膨らんでいるのはもちろん子宮ではない。その子宮の隣にある「膀胱」が膨らんでいることは明らかだった。

齋藤「ヤバイヤバイっ!! めっちゃパンパンじゃん!!」

僕がそう言うと、彼女はすかさず僕の手を掴み、自身の下腹部の方に当ててきた。

美緒「凄く固いでしょ?」

パンパンになっていた彼女の膀胱は、狭い彼女のお腹の中を占領していた。さっきまで飲んでいた大量のお酒が、物凄いスピードで膀胱に運ばれていく・・・。

そんなはち切れそうな膀胱は、彼女のタイトなドレスによって更に圧迫されていた。

佐野「えーー2つ目は給料袋。これは家計を共にするということで、お二人でしっかりと・・・」

僕はそんな彼女のお腹を見て、良からぬことを思いついてしまった。美緒のお腹をさすりながら、僕は指で強く彼女の膀胱を押してみた。

美緒「あああーーーッッッ!!」

彼女は静かに叫んだ。周りを見るとギリギリみんなにはバレていない様子だった。

美緒「何考えてるのよっ!! 危うくドレスを濡らしちゃうとこだったじゃない!!」

齋藤「こんなタイミングで故意に限界まで我慢してる美緒にも落ち度があるよ笑」

そう言って僕は同じように再度、美緒の膀胱を押した。

美緒「あっっ!! あっっーーー!!」

彼女は完全に悶絶していた。それにしてもお腹の張りが冗談抜きで凄い。もういつ漏らしてもおかしくない状態だった。

佐野「えーーそして3つ目ですが、最後はお袋です。つまりお互いの母親のことですね。これは・・・」

課長のスピーチが遂に終わりそう。その瞬間、美緒は急に立ち上がった。

美緒「無理っ!! もう我慢できないっ!!」

それだけを彼女は言い残し、会場を後にした。どうやら僕ら夫婦には4つ目の袋「膀胱」の管理をする必要もあるみたいだ。笑

齋藤「み、美緒っ!!」

僕は彼女について行こうとしたが、課長がスピーチをしている時に退室はさすがに出来ない。僕はかなり悔しかったが、その場で課長のスピーチを聞くことに集中したのだった・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

美緒「スタッフさんっ!! すいませんっ!! ちょっとお手洗いにっ!! ごめんなさいっ!!」

私はピンクのドレスを着たまま、尿意に悶絶していた。もう本当に今にも漏らしそう。レンタルしているドレスを弁償したくない一心で、私は尿道を締めることにただただ尽力していた。

スタッフ「お手洗いですか・・・ちょっと待って下さい!! 少々お時間いただきますよ!!」

時間がかかるという言葉に、私の心は折れそうになった。もちろんドレスのままトイレなんてできるはずもない。お色直しの時にスタッフに何度もトイレにいくよう促されたあの時を思い出す。ちょっと後悔している自分がいた。

美緒「ああっごめんなさいっ!! 本当にもう無理です!! 本当にもう出ちゃいますっ!!」

今からドレスを脱いでトイレに駆け込むまで、私の膀胱は耐えてくれるだろうか?私は足をバタバタさせながら、ドレスを脱がそうとするスタッフの指示に従っていた。

スタッフ「もう少しですっ!! もう少しで脱げますよっ!!」

美緒「すいませんっ!! 何か、何か大きい容器を持って来てもらえませんか?誰でも良いです!! 何でも良いですっ!! とにかく大きな容器を!!」

不思議そうな表情を浮かべていたがスタッフだったが、そのうちの1人は透明な小さめのバケツを急いで持ってきた。

スタッフ「こちらでよろしいでしょうか?」

ドレスがやっと脱げた瞬間だった。私は差し出されたバケツを取り、急いで下着を脱いだ後、その場で放尿をはじめてしまった。

「シューーーーーーーーッッッッ!!」

静かな控え室には私の放尿音だけが響き渡った。数名ほど男性の方もいた。突然過ぎる私の放尿に驚くのも当たり前だった。

彼らは手で顔を伏せながら、驚いた様子で静かに控え室を後にした。女性スタッフでさえも気を遣い、私を直接見ようとしなかった。

「シュイーーーーーーーーッッッッッッッ!!」

おしっこの強さは更に増していった。勢いよく出しているはずなのに、全然止まる様子もない。気がつけば小さいバケツは満タンに近づいてきていた。

美緒「はぁはぁ・・・はぁ、」

無意識に息遣いも荒くなっていた。小さいバケツが溢れそうになった時、やっと長いおしっこが終わろうとしていたのだった。

「しゅるしゅるしゅる・・・ポタポタ、」

私は大きくため息を吐いた。とにかくドレスを汚さずに済んで良かったと思った。人に放尿が見られていることはもはやどうでもいい。今まで松田くんや雄介以外の男に放尿を見せたことがなかった私にとって、ちょっとだけ新鮮な気分だった。

美緒「すいません。勝手にバケツにしてしまって・・・」

そんな私の隣で女性スタッフはただ、圧倒的な尿量に驚いていた。

スタッフ「いえ、それは大丈夫なんですが・・・こんなに・・・」

バケツのパッケージをよく見ると「1.5L」という表示が見えた。きっと1500mlに近い尿量だろう。雄介と一緒にやってきたSNSでの尿アカウントでは最近、1450mlという自己記録を更新した動画がバズっていた中でのことだった。

もしかしたらこれは1450mlを超えているかもしれない。非常に勿体無いことをした。誰かが撮影してくれてたら・・・もちろんそんな訳はない。笑

美緒「すいません。凄い量ですよね。恥ずかし・・・笑」

スタッフ「いやあの、本当に凄い量ですよね・・・よく我慢できましたね・・・」

女性スタッフは、ただただ驚いていた・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

司会「佐野様ありがとうございました。続いては新婦、美緒さんのご親族にあたる松田様、お願いいたします」

僕は美緒がいなくなった席を見つめながら、披露宴を楽しんでいたが驚いた。何故なら次にスピーチをするのは松田さんだったからだ。もちろん僕は何も聞いていない。

司会「すいません・・・途中ですが、突然新婦の美緒さんが席を外されたので、一旦進行をストップさせていただきます!!」

美緒が席を外したことを知ったスタッフが司会の元に行き、緊急で進行を止めていた。しかしスピーチの準備をしていた松田さんが、マイク越しで司会にこう告げたのだった。

松田「すいません。進行は止めないで続けてほしいです。新婦の美緒がいないのなら、尚更僕は話しやすいので・・・お願いします!!」

松田さんのこの言葉で、進行は再開することにした。彼は胸元のポケットからカンニングペーパーを取り出し、そして大きく深呼吸する声が、マイクに少し入った。

松田「新婦である美緒とは元々、僕と結婚する予定でした」

良い雰囲気だった式場は一変。彼のこの最初の一言でガラリと変わってしまったのだった・・・。

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