第2章 告白
僕「明日空いてる? 空いてるな? というか空けろ!!笑」
まなみ「ひどい人ー。しかもそう言って遅刻するんだよこの人。最低ー!!」
僕「あれっ? あなたが書いたノートに僕の苦手なことは時間が守れないって書いてくれてなかった? あれー? 勘違いかなー?笑」
まなみ「自分から言うのはひどい、セコい、ウザい!!」
僕「その発言がひどい、セコい、ウザいよな笑 とりあえず明日、よろしくー笑」
気がつけば僕は、まなみをデートに誘いまくっていました。彼女は基本ツンツンした対応でしたが、なんだかんだ予定の空いている限り、僕とデートをしてくれたんです。僕はもう彼女に夢中でした。
僕は今まで女性とデートの経験はたくさんありましたが、これは女の子のおしっこする姿が見たい聞きたいがためにデートしていたと言っても過言ではありません。
ADHDのせいなのか(はっきりとは今もわかりません)女性に対しておしっこに関すること以外性欲がほとんどない自分がイヤでした。
しかし今回はどうも違う。まなみとずっと一緒にいたい。彼女がダメになった時はこっちが支えたい。出来る限りのことはしたい。そう思える女性に出会えたのは21年間生きてきて初めてでした。
そう言う意味では初めて本当に人が好きになった相手なのかもしれません。臭いセリフですが僕はその事に気が付きました。
僕「今日はどうよ? 俺の家来る?」
まなみ「うん」
次の日、まなみとショッピングに行った僕は彼女を家に呼びました。
まなみを家に上げるのは、最初に彼女がおしっこ限界だった頃をカウントしなければ初めてです(※詳しくは前回の話水分摂取しながら16時間オシッコ我慢をご覧ください!!)。
彼女を家にあげた理由は単純に話し足りないからでした。彼女は聞き上手で笑顔で話を聞いてくれる姿に僕はさらに惹かれていきました。
明るい話をしていたのに、話題は何故か僕の今までの人生の生い立ちになっていました。発達障害で苦労したこと、皆に冷たい目で見られた事、いじめられていた事。
親にも友人にも話してこなかった経験も、彼女の前では何故か話せたんです。いや、話したいと思ったんです。
今まで辛かった経験も、彼女に話すことで気持ちが楽になっていきました。それと同時に今まで閉じ込めていた悲しい気持ちが溢れ出してしまい、気がついた時には僕は涙を流していたんです。
今までの辛かった経験、その経験から陥ってしまった深く関われない人を疑うような人間関係。全てが嫌になって自殺を考えていたあの頃など、何かもを泣きながら話してしまいました。
僕(あぁーー。なんで彼女にこんな事話してしまうんだ。こんな事語っても何にもならないのに)
僕はそう思いながらも口は止まらず、手で顔を塞いだまま語りまくっていました。
話終えた頃、僕は泣きながら顔をあげて彼女を見ると、そこに映ったのは同じく目を真っ赤にして涙を流している彼女の姿でした。
まなみ「辛かったね。下腹部くんは強いね。今まで本当に誰にも負けずに真面目に頑張ってきたんだね」
そう言って彼女は僕の頭を撫でてくれました。
まなみ「話してくれてありがとう。私に話してくれて本当にありがとう。私で良ければ話はいくらでも聞くからね?」
そんな彼女の優しさに、僕は余計に泣いてしまいました。そんな僕を慰めながら彼女は話を続けました。
まなみ「私ね、自分で言うのも何だけど、怒るともうどうにもなんないの笑 あなたなら分かるでしょ?笑」
僕「・・・・・そうだね笑」
まなみ「そんな自分が嫌なの。いつも後で後悔する。口が悪いのも分かってるし、それで人と仲良く出来ない時が多いのも知ってる」
彼女はまた涙を流していました。
まなみ「でもね、あなたは違うの!! こんな私の言動を「気にしてない」って笑顔で言ってくれるの!! バイト中も他の子が大きなミスをした時「俺よりはヒドいミスしてないから気にすんなよ笑」って笑いながら慰めてくれてたじゃん? 私あれ見て凄いと思った。こんなに心に余裕があって、器が大きくて、対応が大人で・・・少なくとも私には出来ないって。また暴言吐いちゃうって・・・」
僕は急に僕について語り出す彼女に驚いていました。
僕「なんで俺について泣きながら語ってんの? 意味わかんないんだけど笑」
すると次は怒鳴られました。
まなみ「もっと自分の長所に気づいてよっ!!」
僕は何も言い返せませんでした。
まなみ「自分をもっと好きになってよ・・・」
すると僕は「好き」という単語が気になってしまい、この雰囲気の中、全然違う返しをしてしまいました。
僕「好きなのは・・・まなみだから・・・」
彼女は黙ったままでした。
僕「こんなに自分を受け入れてくれる人はまなみが初めてだよ。もちろん最初の出会いは最悪でずっと嫌われていると思ってた。でも、俺はまなみが好き。本当は付き合いたいけど・・・」
すると彼女はこんな返しをしました。
まなみ「今度は女々しいなー笑 付き合いたいけど・・ってなんだよっ!!笑」
僕「だからっ!! こんな俺で良ければ・・・付き合ってほしい・・・」
長い沈黙が続いたように感じました。しかし彼女の返事は前向きでした。
まなみ「・・・私で良ければ」
すると彼女は、急に僕を抱きしめました。ギュッと強く、とても強く僕を抱きしめました。とても温かい。
まなみ「もっと自分に自信のある男に仕上げてあげる」
彼女は僕を抱きしめながら、背中をポンポンと叩きました。
次の話→彼女からのプロポーズ
前回の話→水分摂取しながら16時間オシッコ我慢

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