これは僕が高校3年生当時の冬のお話です。僕らの卒業が迫ってきていたある日の放課後、廊下を歩いていると目の前に生徒会長が1人歩いてきました。
彼女は1つ年下の新しい生徒会長で、女子の生徒会長は数年ぶりでした。頭が良いのはもちろん、顔も声も可愛い子でおっとりしていて、部活のバレー部ではエースでキャプテンという文武両道タイプでした。それでいて生徒会長というスペックの高さに、性別や学年関係なしに凄く人気がありました。
そんなハイスペック生徒会長は、僕の目の前で女子トイレに少し早歩きで入っていきました。すぐ近くには生徒会室。恐らく僕ら卒業生への卒業式の準備で忙しく、我慢していたのでしょう。僕は周りに人がいない事を確認して、女子トイレへ耳を澄ましました。
「ジョロジョロジョローーーポタポタッ」
比較的勢いは弱めでした。ポタポタと垂れるような音が、静かな黄昏の学校の廊下に響き渡ります。勢いが弱い分、音は結構長めでした。
時計で計ったりはしていませんが、大体30秒くらいポタポタとずっと音がしていたと思います。量もまぁまぁあったかもしれません。結構我慢していたんだと思います。
「カラカラカラーー」
トイレットペーパーを巻く音が聞こえてきました。あんなハイスペック美女でもおしっこは出るんだなぁと思いましたね笑。そしてしばらくすると、トイレの流す音も聞こえてきます。
「ジャャャャーーーーッッッ!!」
彼女とすれ違った後なのに、まだトイレ近くにいる事がバレたらまずいと思い急いでトイレから逃げる僕。しばらくして遠くから彼女を見てみると、彼女はハンカチで手を拭きながら、また生徒会室に戻って行きました。
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