これは僕が小学校5年生の頃のお話です。当時、僕の学校では学芸会というイベントが迫っており、授業はほぼ毎日その練習になっていて、その日も5時間目と6時間目に体育館で練習でした。
内容はクラスでの演劇だったのですが、本番1週間前にして割とグダグダ。普段温厚な担任の先生も、この日はあまりの緊張感のなさにクラス全員に対してかなりの説教になったんです。
この説教が始まったのは5時間目の授業が始まってから割とすぐでした。そして説教が始まって10分くらいしてからでしょうか? 僕の隣にいた怜奈(れいな)という女の子の様子が何やらおかしい事に気づいたんです。
足をバタバタモジモジさせたりどうにも落ち着かない様子で、明らかにおしっこを我慢していました。
怜奈「ヤバい。トイレ。」
すぐ隣の僕ですら、ほんのかすかに聞こえる小声で怜奈は確かにそう言いました。
僕(こんな時に怜奈がおしっこ我慢してる!! 説教はダルいけど、怜奈ちゃんをもっと我慢させたい!!)
当時からおしがまの性癖に目覚めていた僕は、割と説教が長引くように先生を応援していました。恐らく先生を応援していたのは、あの中では間違いなく僕だけでしょう。笑
怜奈「トイレっ・・・」
まだ小声ではありましたが、彼女はさっきよりも大きい声で尿意を訴えていました。しかしガチ説教というなかなか重い空気の中、トイレなんて言い出せるはずもなかったでしょう。
そして怜奈ちゃんは小声で独り言でこう続けました。
怜奈「どうしよう。お水、飲みすぎたぁ」
この時僕は初めて、怜奈の昼休みにとっていた行動を思い出しました。
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僕の学校のスケジュールは45分の昼休み→5時間目の授業という流れでした。
怜奈ちゃんは45分の昼休み中に、クラスのやんちゃな男子から激辛のお菓子を渡されていました。(食べ物を持ってくるのは本当はダメでしたが、彼は持ってきていました笑)
どうやらこの男の子は家から持ってきた激辛のせんべいを怜奈ちゃんに食べさせていました。今考えたら、この子は怜奈ちゃんが好きだったのかもしれません。(彼女に執拗に絡んでいた気がするくらいで、あくまで憶測ですがw)
他にも数人にイタズラで激辛せんべいを渡していましたが、あまりの辛さにみんな一口で捨てたり、そもそも食べなかったりしていました。
しかし真面目で良い子な怜奈は違いました。食べ物を粗末にしてはいけないと、渡されたせんべいを一生懸命食べているではありませんか。笑
涙目になりながらも、驚くことに怜奈は激辛せんべい1枚を完食しました。
怜奈「からいっ!!!!」
あまりの激辛に怜奈ちゃんは顔を真っ赤にして泣きながら持っていた水筒を全て飲み干していました。しかしそれでも全然足りなかったようで、廊下にあった冷水機の水もがぶ飲みしていたんです。
沙菜「大丈夫?」
そんな感じで彼女は、仲の良い沙菜ちゃんに介抱されている様子でした。
僕は他の友達とお喋りしながらでしたが、怜奈ちゃんの行動がちょくちょく目に入っていたんです。どれくらい水を飲んだかは分かりませんが、かなりの量を飲んでいたと思います。
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怜奈「トイレ・・・・・行きたい」
重い空気の中、怜奈の小声の独り言は続いていました。この時には恐らく、もう怜奈の近くにいる人はみんな彼女の尿意に気づいていたんじゃないかと思います。もはや怜奈のモジモジは、誤魔化しが効かなくなっていました。
昼休み時間に飲んだ大量の水がおしっこになって、急速に小学5年生の怜奈の小さな膀胱に溜まっていってたんでしょう。
僕はまだまだ説教続かないかなぁ? なんて最低な事を考えていましたが、ついに怜奈ちゃんの努力が実り、「キーンコーンカーンコーン」と、5時間目終了のチャイムが聞こえてきたんです。
先生「5時間目終わったので、次の時間期待してます」
やっと説教から解放されたクラス。休憩しようと散らばるクラスメイト達の中、ただ一人怜奈ちゃんは動く事もできず、その場でしゃがみこんでいました。
僕「大丈夫?」
僕はこの一言を言うのが精一杯でした。さっきまで説教が長引かないか考えていたクセにホント最低野郎です。笑
するとここで冷水機の時に介抱してくれた沙菜ちゃんが来ました。
沙菜「大丈夫?どうしたの?」
怜奈「おしっこしたいけど動けないー。お腹いたいー」
怜奈ちゃんはもう半泣きでした。
沙菜「大丈夫?トイレまで歩ける?」
沙菜ちゃんはそんな怜奈ちゃんと肩を組んで、ゆっくりゆっくりと体育館のトイレへと向かっていきました。
さすがに着いていく訳にいかなかった僕は、今は沙菜ちゃんになりたいと思いながらも、体育館の女子トイレに消えていく2人を見ることしか出来ませんでした。
当時11歳だった怜奈ちゃんの膀胱は、恐らく今までで1番膨らんでいたと思います。腹痛を訴えていた程なので、相当我慢していたに違いありません。
数分後、怜奈ちゃんがトイレから出てきました。とてもスッキリした顔で、すっかりいつもの怜奈ちゃんに戻っていました。恐らく大量におしっこが出たのでしょう。さっきまでのとろとろ歩きが嘘のようでした。
僕が小学生時代に見た中では、一番の限界我慢だったかもしれません。
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