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【妄想長編小説】FF外から失礼しますっ!! ~第7話 おしっこの悩み 郷美の場合~

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※この物語はフィクションです。登場する人物、団体、名称は全て架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

このページは長編小説『FF外から失礼しますっ!!』の第7話です。第1話から読みたい方はこちらからどうぞ→第1話 駆け込んできた美少女

前回の話はこちら→第6話 あまりに長いおしっこ

主人公と主要人物

名前   身長
渡部 翔士
(わたなべ しょうじ)

アイドルグループ「Family First Same(ファミリーファーストセイム)」の楽曲提供をしている本作の主人公。生意気過ぎる中学3年生の男子。活動名とクレジットは「東海林 翔士(しょうじ しょうじ)」。最近はメンバーのせいでおしっこの性癖に目覚めてしまった。ちょっと遅めの成長期に突入し、身長は163cmほどになった。しかし姉の才加は165cmもあるので、まだまだ伸びるだろう。

163cm
セイメイ 「ネーミングプロダクション」という芸能事務所の代表取締役兼社長。アイドルグループ「Family First Same」をプロデュースしている50代のオッサン。売れるためのマーケティング戦略はかなりの腕だが、歯は真っ黄色で汚く、おまけに頭もハゲ散らかっている。 167cm
ミドル 事務所の管理をしているセイメイの妻。基本口数は少ないが、思っていることはハッキリ言うタイプの50代女性。年齢の割には美人だが、怒らせたらこれはこれはとんでもない。 161cm
佐々木 寧々
(ささき ねね)

Family First Sameのマネージャー。5人の管理に少々手を焼き気味。親しみやすい性格で、メンバー5人からは寧々ちゃんと呼ばれている34歳の女性。

155cm
内藤 光一
(ないとう こういち)

Family First Sameのデビューを手掛けるレコード会社、サニーミュージックの音楽プロデューサー。実は元々ロックバンドのリーダーだったが、方向性の違いによりメジャーデビューから半年で解散した過去を持つ。

174cm

ネーミングプロダクションのセイメイがプロデュースする5人組女性アイドルグループFamily First Same(ファミリーファーストセイム)。略して“ファミファ”。さらにファミファを略して“FF”とも言う。

メンバー

名前   年齢 ライブ以外での担当

和泉 依澄
(いずみ いずみ)

翔士にとって一番絡みが少ないメンバー。彼にとって依澄は「おしっこが漏れそうだった人」という認識で、もしかしたら依澄は、彼のあまりのデリカシーのなさに怒っているのかもしれない。

翔士より
3学年上

振り付け

佐倉 桜
(さくら さくら)

翔士と一番仲が悪いメンバー。第5話の野ション事件もあった事で、彼も利尿剤の件に加担しているのではと桜は疑っている。

翔士より
3学年上

衣装
(裁縫)

安芸 亜希
(あき あき)

翔士が一番エロい目で見ているメンバー。巨乳なので、思春期の彼には亜希との会話中でも顔ではなく、ついつい目線を下げて見てしまう。しかし察しの悪い亜希は、その事に全く気づいていない。

翔士より
1学年上

振り付け

南 美波
(みなみ みなみ)

翔士と一番仲が良いメンバー。物分かりが良く人当たりも良いため、生意気な翔士とも相性がいい。

翔士より
4学年上

衣装
(デザイン)

里見 郷美
(さとみ さとみ)

翔士にとって一番どう絡んで良いかが分からないメンバー。翔士は基本彼女のことを頭がおかしいと思っているが、おしっこを我慢している時だけは唯一可愛いと思った。

翔士より
8学年上

ライブMCのネタ
SNSの宣伝等 

Family First Sameの楽曲提供をしている中学生の渡部翔士は、事務所の最寄駅である北千住駅で道に迷っていた。しかし偶然美波に出会い、一緒に事務所に向かうことになる。そしてなんとその途中で、美波のあまりに長いおしっこを翔士は聞いてしまう。

さらに事務所に着くと、何やらメンバーみんなが頻尿になってしまったことを、マネージャー含めてミドルに相談していたのだった。

その話に参加することになった翔士は桜に疑いをかけられたが、実際は社長が事務所から支給される飲料水に利尿剤を盛っているという疑惑が本命だった。

そんな秘密の話をしていた事務所内に予定より早く着いたセイメイ。さらにレコード会社の内藤を連れて発表したのは、Family First Sameのメジャーデビュー決定の報告だったのだ・・・。

Family First Same結成間もない頃。郷美と桜と美波の3人は、亜希と依澄からダンスの指導を受けていた。5人にとって1曲目の大事なお稽古。そんな時から郷美はピンチだった。

みんなが真剣に取り組んでいる中、郷美はトイレに行きたいなどと言えなかった。自分が教える立場ならまだしも、習う立場でしかも郷美は他の2人より遅れ気味。誰かが休憩に入るか、それともトイレに入るかを密かに待っていたが、次第に尿意は限界に近づいていた・・・。

そんな中、郷美にいきなりチャンスが訪れた。

亜希は急に指導を抜け、トイレに立ったのだ。

郷美と亜希の2人は、急いでトイレへと駆け込んで行った。

郷美がトイレに着いた頃、先にトイレへと駆け込んで行った亜希がトイレから出てきた。

笑顔の亜希はバタバタ足音を立てながら、あっという間にレッスン室へと消えていった。

そんなことを言いながら、急いでトイレの個室に入った郷美。事務所のトイレは和式便器しかないのがちょっと嫌だった。しかし今はそんな事よりも尿意が限界だ。

ズボンを脱ぐのにちょっと手こずった。少しチビった気もするが、なんとかギリギリしゃがんだ瞬間におしっこが出てきた。

細い尿線からおしっこが勢いよく出ていた。細い尿線からでも分かるほど真っ黄色な郷美のおしっこは、和式便器の中を真っ黄色に染めていった。

1分近い放尿終えた郷美は、コロコロコローーーとトイレットペーパーを巻き、それを濡れた股に当てた。拭いたペーパーを便器に落とし、パンツを履きながら便器の中を見つめる郷美。

郷美は改めて自分のおしっこの色に驚いていた。極度の偏食化である郷美は、栄養バランスを気にして大量のサプリメントを常飲していた。返って体に悪いかもと思ってはいるのだが、どうしてもやめられない。

あまりに自分のおしっこの色が凄かった為、郷美はついつい自分のおしっこをしばらく眺めていたのだった。

郷美は急いでトイレを流し、扉を開けてトイレから出た。

これがおしっこで悩む一つのキッカケだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それから数ヶ月が経ったある日のことだった。初めてのレコーディングの日、録音している時に限ってまた尿意が限界になってしまった郷美。メンバーが並ぶトイレの順番の最後になってしまった彼女は、他のトイレを探そうと走り出した末に漏らしてしまったのだ。

ただただうずくまることしか出来ない郷美。そんな彼女に放った美波の一言が、心に深く突き刺さった。

この言葉で、郷美の羞恥心は最高潮に達した。一番言われたくないおしっこの色・・・。

ただただ黙ることしか出来なかった郷美。原因がサプリメントだという事はもちろん理解していた。しかしそんなことなんか言えるはずもなく、後で駆けつけたミドルさんと後片付けをするのだった・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「おしっこ 急に近くなる」

ある日の休日、郷美は自分の部屋でスマホを使っておしっこの悩みについて調べていた。色で悩んでいるのもあったが、それはサプリメントを飲まなければ解決すること。そんな事より、最近はどうもトイレが近い。悩みはそちらにシフトしていた。漏らさなければ、おしっこの色は誰にも見られないからだ。

郷美は一つの答えに辿り着いた。しかし、これがどうも腑に落ちない。

事務所にいるだけという不思議な症状だったが、郷美は一旦ネットで調べた「過活動膀胱」を信じてみることにしたのだ。

次の日。ドラッグストアへと足を運んだ郷美は、過活動膀胱に効くという市販の薬を手に取った。

そう考えながら、郷美は北千住駅で降りた。ちょうど事務所でお稽古のある日だった。

いつものお稽古が始まった。そしていつものように尿意が存在感を主張してくる。

郷美の淡い期待はすぐに裏切られた。何度飲んでも何度トイレに行っても、事務所に通うたびに限界になる尿意。もはやレッスンにも集中出来ないくらいだった。

依澄と一緒にトイレに向かう郷美。

薄々そんな事を思いながら、郷美は依澄に譲られて、トイレの個室へと入るのだった・・・。

内藤「ふーーーん」

翔士「・・・・・・・。」

ここはネーミングプロダクションのとある会議室。サニーミュージックの音楽プロデューサーである内藤とミーティングをしていた翔士は、年明けにリリースする新曲のデモ音源を内藤に聴かせていた。

翔士「どうですか? 今回はわりかし自信があるのですが・・・」

内藤「そうだな・・・」

首を傾げながら考えていた内藤は、翔士を見ながら少しニヤけた。

内藤「単刀直入に言おう・・・」

翔士「はい・・・」

内藤「サビのフレーズはいい。とても君らしさが出ている。そんな曲だよ」

翔士は明るい表情になった。しかしだった・・・。

内藤「でもその君らしさは悪いとこも全面に出ているんだ。ハッキリ言って全然ダメだね」

翔士「なっっっっ!!」

怒りが込み上げる翔士は、必死に自分の気持ちを抑えた。立ち上がってしばらくじっとしたまま震える。今までの過去最高の出来だと思っていた曲を、こんな形で否定されるとは思っていなかったのだ。

翔士「一体何がダメなんですか!! もっと具体的に教えてくださいよ!!」

内藤「君は自分で自分の曲の良さを殺している。もっと構成を練って、全体的なクオリティを上げた方がいい」

内藤は翔士のパソコンを勝手にいじり出した。

内藤「まず、君はラスサビにこだわり過ぎだ。転調するのも毎回だし、必ず2回は繰り返すじゃないか」

※ラスサビ……曲中におけるラストのサビの事。大サビと混同しがちだが、実は大サビはサビではなくラスサビ前の新しいメロディの事で、Cメロとも言う。

翔士「だってラスサビですよ? 一番盛り上げないといけないじゃないですか!!」

内藤「だからあえてラスサビを落ち着かせるという選択肢もある。特にこの曲はいわゆる”スルメ曲”と言われるタイプだ。君の作る曲にしては珍しい。そしてファミファだからこそ、デビュー曲がスルメ曲というのは斬新でとてもいい」

※スルメ曲……聴いていくうちに曲の良さに気づくような曲。聴けば聴くほど沼にハマっていく趣のあるタイプの音楽で、スルメ曲をシングルにすると爆発的には売れず、代わりにロングヒットになりやすい傾向がある。

翔士「それならシンプルに転調もせず、1回で終わればいいんですか? ラスサビなのに物足りないというか、3分もないくらい短くなりますよ? かなり短くないですか?」

内藤「その物足りなさを逆に活用するんだ。そしてその3分というラインを切れたのなら、尚更この戦法は使える!!」

翔士は納得出来ないような表情だった。それを察した内藤は説明に入った。

内藤「翔士くん。例えば君がある音楽を聴いていたとして、その曲は2分40秒しかないとする。そしてその曲はフレーズはいいのに、聴けば聴くほど更にハマるようなそんな曲だ」

翔士「はい」

内藤「そんな曲がラスサビなのに転調もなしでおまけにシンプル1回で終わり。すると君は心理的にこう思ったりするんじゃないか?」

翔士「どう思うんですか?」

内藤「もう一回聴いてみたいなって」

翔士「!!!!」

内藤「君は曲そのものにこだわり過ぎなんだ。もちろんそれはいい事なんだが、もっともっと視野を広げてごらん? 曲を聴いた後に人はどう思うのか。聴く人の心を掴むのは、こういう細かいテクニックも必要なんだよ」

翔士「・・・・・・。」

内藤「特に今回の曲は完全にスルメだ。僕は何十年も音楽に携わっているから聴けば一発で分かるよ。スルメ曲を何回も聴きたくなるように持っていけば、どうなると思う?」

翔士「聴けば聴くほどハマるのに、終わってもまた聴きたくなる・・・完全に抜け出せなくなってしまいます」

内藤「そうだ。もちろん全員がそうなるわけじゃない。そうなるように誘導しているだけだ」

翔士「・・・・・・。」

内藤「とにかくやり直しだ。今の事を踏まえて、もう一度作り直してごらんなさい」

内藤は部屋を後にした。「ガチャン」と扉が閉まり、廊下を歩く音がだんだんと小さくなっていく。会議室で1人になった翔士は俯いていた。

「ドンッッッ!!」

そして両手力いっぱいで机を叩いた。しかし、全くもって怒ってはいなかった。

翔士「プロって・・・プロってすげーーーーーー!!」

あえて物足りない曲を作る。そんな内藤のアドバイスは、翔士にとってあまりにも新鮮だった。今まで独学でやり続けいていた音楽。こんなやり方があるなんて、完全に目から鱗だったのだ。

セイメイ「どうですか? 新曲はいい感じですか?」

内藤「それはそれは、素晴らしいデビュー曲が出来ますよセイメイさん」

セイメイ「それは良かったです。いいスタートを切れればいいですね」

内藤はセイメイの目を見て、更にこう言い放った。

内藤「セイメイさん。よく翔士くんを見つけましたね。彼は天才です。あんなスピーディーに且つフレーズが湧き出るように出てくる人はそうそういませんよ。しかも1曲1曲が本当にいい曲ばかり・・・間違いなくビッグになる男です」

セイメイ「それは、遠回しに私のプロデュース力を誉めているのかい?笑」

内藤「ハハハハッッ!!」

そんな中年男達の会話を聞きながら、端っこでパソコンをいじるミドル。メンバーの悩みなどとは全く無縁なセイメイの笑顔を見て「はぁー」と溜め息を吐いたのだった・・・。

一同「カンパーーーイ!!」

数ヶ月が経った年明けの1月下旬。寒さもピークに差し掛かる北千住駅前のとある焼肉屋に集まったFamily First Sameの関係者達。もちろん10代は全員ソフトドリンクだ。

ミドル「あれ? 美波ちゃんは20歳じゃなかったかしら?」

多少のトラブルもあったが無事、1月にメジャーデビューを飾った5人。デモ音源が完成したのはなんと10月に入ってからだった。そこからレコーディングやCD制作スケジュールなど、毎日が殺人的な忙しさだった。

振り付けなども亜希と依澄は急ピッチで仕上げ、美波と桜も衣裳作りに時間を追われた。そしてFamily First Sameのメジャーデビュー記念ライブを、活動拠点であるネームステージで成功させたのはつい数時間前の話だ。

プレスした先行販売限定CDはわずか500枚。それはなんと、ライブ開始前からソールドアウトになった。これにはセイメイをはじめ、関係者は驚きを隠せなかった。

セイメイ「さぁ今日は、なんでも好きなように食え!!」

佐々木「あの、セイメイさん、大丈夫なんですか? 食事制限とかはないにしても」

セイメイ「食事制限だって彼女達のストレスになるだろう?たまには良いじゃないか焼肉くらい!!」

ミドル「ここ焼肉屋だけど、お寿司も美味しいのよ!!」

佐々木「本当ですか? それなら頼んでも良いですか?」

セイメイ「焼肉屋の寿司なんてどうせ養殖だろう」

ミドル「そんなこと言わないの!! 養殖とか関係ないでしょ!!」

そんな会話をしていた時、遂に美波からあの発言が飛び出した。

シーーーーーーン。

しばらく無言が続いた後、

一同「ギャハハハーーーーwwww」

美波の天然のおかげで場の雰囲気はかなり良くなった。そのまま9人は焼肉を食べながらも盛り上がったのだった。

事務所社長のセイメイが全員分奢ると聞きつけた翔士は、ライブ後に事務所に駆けつけ半ば無理矢理参加した。打ち上げのメンバーはFamily First Sameの5人とマネージャーの佐々木、セイメイとミドルと翔士の計9人だった。

郷美は隣にいた美波に抱きついた。

郷美は更に美波に近づいた。翔士もちょっと見入ってしまっていた。

このやり取りで翔士はハッとした。

翔士「ちょっと待ってください!! 美波さんって本名じゃないんですか?」

翔士「いやそうは思いませんでしたけど、名前だけはみんな本名だと思ってました!!」

翔士「依澄さんは違うんですか?本名はなんですか?」

桜はいじわるそうに、ニヤニヤしながら亜希に言った。

翔士「えっそうなんですか!! 意外です!!」

そこで郷美が起き上がった。酔っ払いのフリをするのは飽きたのか、何事もなかったかのようにチビチビとビールを飲んでいた。

翔士「そういえば郷美さんは?本名は?」

郷美はジョッキをドンと少々乱暴に置き、笑顔で翔士を見ながら口に人差し指を立てた。

打ち上げはセイメイやミドル達の大人グループ、メンバー5人と翔士の学生グループの2つに分かれながらも盛り上がっていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

開始から2時間が経過。お腹いっぱい食べたメンバーや翔士は、テーブルに手や頭を置いてぐったりしていた。大人のグループもお酒が進んだのか、顔を真っ赤にしている。そろそろお開きか。

相変わらずうるさいメンバーの5人。翔士も奢りだからと気合いを入れて食べていたが、さすがにもう入らなかった。

大人グループ以外で初めて席を立ったのが依澄だった。靴を履いてトイレへと向かう依澄。そんな彼女を眺める翔士を桜は見ていた。

翔士「あっ・・・俺もトイレ行くわ!!」

依澄に着いて行くように靴を履く翔士。そんな彼の行動を、桜は睨むような眼差しで見ていた・・・。

席から少し離れたところにあるトイレ。そこは男女別で、もちろん翔士は男子トイレに向かう・・・つもりだった。

翔士(クッソーーー。こんなに女子トイレの入り口に距離があるなら、依澄さんのおしっこの音聞けねーじゃん!!)

やはり翔士がトイレに立った理由はこれだった。男子トイレとは全然違う方向のトイレを見つめる翔士。

翔士は恐る恐る振り返った。声と言い方で桜だともちろん分かってはいたが、何かの間違いだと思いたかった。しかし、桜はやはり桜だった。

翔士「あっ桜さんお疲れ様っすーーー!! 今日はなんかいい天気でーー? しかもなんかやたら暖かくていい気持ちっつうかー?」

翔士「・・・あ、あははは・・・。」

翔士「は・・・あ、はい・・・」

翔士「い・・・いや、そんなことよりちょっと漏れそうなんで・・・」

桜は翔士の腕を強く掴んだ。

翔士「ヒ・・・ヒィ!!」

すると女子トイレから依澄がハンカチで手を拭きながら出てきた。

桜は依澄のほうへ振り返った。そして翔士を指差しながらこう言ったのだった。

翔士は無言だったが、必死に手を横に振っていた・・・。

〜つづく〜

次の話はこちら→第8話 おしっこの悩み ~依澄の場合~

前回の話はこちら→第6話 あまりに長いおしっこ

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