※この話はおしっこの話以上にショッキングな場面があるのでご注意ください!!
これは僕が小学校3年生の頃のある日のお話です。当時、僕はまだおしっこの性癖に目覚めていませんでした。いつも通りの学校で、いつも通りに日程が進んでいったお昼。給食時間にみんなで給食を食べている時のことでした。
「ドンッッッ!!」
ものすごい鈍い音が、教室に響き渡りました。周りもなんの音かとキョロキョロしている時に、近くにいた女の子が叫んだんです。
女の子「キャーーーーッッッ!! 先生!! 先生ぃーーーっ!!」
なんと叫んだ女の子の隣には、椅子から後ろにひっくり返って倒れている女の子七海（ななみ）がいました。しかも彼女は倒れているどころか、そのまま痙攣をしはじめたんです。
「キャーーーーッッ!!!!」
クラス内は一気にパニック状態。小学校低学年であの痙攣はマジでトラウマレベルです。担任の先生が慌てて駆けつけて、救急車を手配することになりました。騒ぎを耳にした隣のクラスの男性教師が駆けつけ、グッタリしている七海ちゃんを抱き抱えました。
この時には既に彼女の痙攣は治まっていましたが、未だに意識はなく、当時小学生だった僕でも分かるくらい先生も焦っている様子だったんです。
保健室の先生も緊急で駆けつけ、呼吸や心臓が動いているかの確認をしていました。どうやら命に別状はないようで、救急車が来る前に七海ちゃんも意識を取り戻し、その後に救急車が到着しました。
校内に救急車が来たことで学校中が大騒ぎになりました。彼女は大丈夫だと言っていましたが、念のため病院に行くことになったんです。
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次の日、七海ちゃんは何事もなかったかのように登校してきました。その時に話を聞いたのですが、彼女は椅子を後ろに傾かせてブラブラする所謂「ブランコ座り」をしていて、誤って後ろに倒れてしまったとのこと。
彼女はあまりにもビックリし過ぎてしまい意識を失ってしまいました。病院で検査を受けても何も異常は見られなかったようでした。とにかく無事で何よりです。
さて、そんな一連の事件なのですが、この話には一つ省略していた部分があります。
彼女が倒れて意識を失い、痙攣を起こしていた時を僕も見ていたのですが、実はこの時彼女の股間には大きなシミができていました。さらに隣のクラスの男性教師が彼女を抱き抱えた時、ビチャビチャになっている彼女のズボンが見えました。
さらに床には少しでしたが黄色い水溜まりができていて、彼女のズボンから液体がポタポタと垂れているのも確認しました。
意識を失うとお漏らししちゃうんだなーとあの時初めて知りましたし、その後先生がお漏らしを処理しているのを見て、先生って大変だなーとも思いました。
僕は家に帰った後、こんなことがあったんだよと母親に話すと「そりゃ意識失ったら誰でも漏らすよっ!! 当たり前じゃない!!」と、ちょっと強めに言われたことに驚きました。
当時は母親はなんで怒ってるんだろう？と疑問でしたが、今考えてみると、今後彼女がお漏らしでいじめられるのではないかと心配したのではないかと思います。
意識を失ったら漏らすのは普通だと、小学生の僕に教えていたんでしょう。
彼女が救急車で搬送された後、担任の先生はクラスのみんなに対して「お漏らしをしちゃって皆さんビックリしたと思います。でも七海は悪くないです。誰も悪くないです。明日から七海が元気に登校してきても、いつも通りに接してあげて下さい。そして、お漏らししたことを他の誰かに話してはいけません。いいですね？」と話していました。
担任の先生のお話もあって、彼女がお漏らしやらなんやらでいじめられることはありませんでした。
もう20年ほど前の、僕のとってはかなり印象に残る事件でした。
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